2011年04月22日

原発事故からみる情報の流れ

今回の原発事故で気づいたことがあります。
NHKに出てくる学者には御用学者もいるということ。

具体的には、大阪大学大学院の山口彰教授。

山口教授は、3月16日のNHK特集福島原発で、
「事故レベルはスリーマイル島事故(レベル5)に届くか届かないかのレベル」と発言しました。
大雪は、あまりの事実誤認に驚き、NHKに抗議の電話をかけてしまいました。ちょうど水素爆発を起こし、東京でも放射性物質が検出されたときにです。

現在では、事故レベル7とチェルノブイリと並んでいることは、衆知の通りです。
ではなぜ原子力工学教授の川口先生が、上記のような不見識を述べたのでしょうか。それは、3月16日の段階で、政府は事故レベル4であると言っていたからです。

つまり、一学者がNHKに出て、政府見解の事故レベル4を勝手に事故レベル6とか7に変えることはできないのです。このことにより、学者だから科学的知見に基づいて、事実をのべるとは限らないということがわかりました。

ちなみに政府が見解を変えたのは、日本政府の発表が信用できないと国外で風評被害が広まったためです。このままでは世界から信頼を失うことを恐れた政府は、突如、レベル5からレベル7に事故認識を変えました(4/12)。何ともお粗末な情報公開です。

posted by 大雪 at 04:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月31日

震災復興の見通し その1

大雪は、経済学者でも社会学者でもないので、見通しなどわかるはずもありません。しかしながら、根拠もなく何となくの意見を書いてみます。

震災前、言わずと知れたリーマンショックの影響は受けて、日本経済は停滞していました。今年の就職内定率は、77%でほぼ過去最低でした。大学卒業生の4人に1人は、就職が決まっていないのです。

3月18日朝日新聞----------------------------------------
今春卒業予定の大学生の2月1日時点の就職内定率は、前年同期比2.6ポイント減の77.4%で過去最低だった。
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そんな不景気のまっただ中に起こったのが、この東日本大震災。リーマンショック後の2番底が心配されていましたが、底がポーンと抜けてしまいました。

サービス業を中心に3月の売上は、50%ダウンというところが普通にあると思います。今までは前年度比5%ダウンなどというレベルだったものが、その10倍のインパクトを受けたのです。

考えてみれば、東北に観光にくる人がいるでしょうか?
この雰囲気だとほとんどいないでしょう。とすると、東北の名だたる観光地は閑古鳥が鳴いているのです。

デーリー東北新聞社3/21-------------------------------------
海産物や青果などが販売される同市河原木の八食センター。普段の休日であれば青森県内外から1万数千人が訪れる市内の人気観光スポットだが、3連休中日の20日、客足はまばらだった。
 同センターによると、来店客数は昨年の同じ時期と比べ8割近くも減少。1日の売り上げが震災前の5分の1になった店もあるという。(略)ホテル業界への影響も深刻だ。同市鮫町の八戸シーガルビューホテルでは、ほぼ満室だった3連休の予約が軒並みキャンセルになった。
 担当者は「新幹線を使って訪れる観光客や団体客も多い。復旧しないことには今後の見通しが立たない」と頭を抱える。
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つまり、震災後の雰囲気が変わらなければ、観光業については、回復しないことになります。では、いつぐらいから震災モードから、日常モードに変わるのか。キーポイントは、福島原発と計画停電だと思います。

先日のブログにもあるとおり、とりあえず放射能漏れは2〜3ヶ月ぐらいで収まると思います。
ですが、計画停電が夏に行われるので、9月いっぱいまでは、震災モードが続きそうだと考えられます。

つまり、この状況が5ヶ月は続くことを覚悟した方がいいと思います。この状況とは、前年度売上比マイナス50%とかという世界です。

今求められていることは、被災地に行ってボランティアをすることではなく、早く震災モードから日常モードに戻ることだと思います。



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2011年03月11日

22年度大学卒業生の就職内定率

今日で、49日を過ぎまして、ようやく活動復帰です(ぼそっ)

今年の内定率は、どんな感じだろうと調べていたら、

読売新聞http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/feature/akita1297256244616_02/news/20110220-OYT8T00033.htm------
秋田労働局によると、県内の大学生(短大生などを含む)の内定率は69・7%(昨年12月末現在)。およそ750人が未内定になる計算だ。求人数は昨年比506人増で、求人倍率は1・3倍と上向いているように見える。

 しかし、求人を業種別に見ると、全体の6割を介護士や看護師など医療・福祉関係が占めており、ほかの業種では求人はむしろ減少している。
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750人が決まっていないとのこと。逆算すると、卒業予定者数は、1800人で、1070人が内定したことになります。

12月末ということから、最終的な就職率は、上がるのでしょうけど、厳しい現状です。

さて、日本全体はどうかというと、11月末の段階で、

厚生労働省http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000010f10.html---------------
大学卒業予定者の内定率は過去最低の水準
大学の就職内定率は、68.8%
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となっています。

ここで気をつけたいのは、厚生労働省の調査で、大学というのは、国公立が24校、私立大学が38校となっています。実際の割合は、私立がもっと多いです。

つまり、実際の就職内定率というのは、もっと低いと考えられます。

3月中旬に、2月調査の報告が出てきますが、この数字に注目です。
posted by 大雪 at 08:04| Comment(3) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月27日

これからの雇用はどうべきあるべきか

TPPにも関係することですが、最近、これからの雇用はどうべきあるべきか、を考えています。

自由化をむかえると、生産性の低い産業は淘汰されていきます。特に農業はその筆頭です。じゃあ農業以外は大丈夫かといえば、製造業で顕著なように工場の海外移転は止みそうにありません。トヨタも最近「ギリギリまで国内生産体制を維持する」などと言っていますが、これは「現在ギリギリだから、将来は移転するよ」と言っていると同じに聞こえます。

日産のマーチがタイで生産できる以上。自動車も日本で作る必然性はなくなったのですパンチ

高度な生産技術が必要だと思われていた自動車も人件費が1/10のタイで生産できるとなると、この先、日本人は何をしたらいいのかとわからなくなってしまいます。

日本人だから高技能
日本人だから高品質

というのは通用しなくなっているのです。

戦後の日本は、いち早く復興を遂げ、アジアで最初の先進国入りを果たしました。これは誇れることだと思います。これを実現できた最大の理由は、「優秀なエリート」と、「従順なブルーワーカー」だったと思います。

このコンビは、戦後の復興期と、物が少ない経済成長期には通用しました。足りない商品ははっきりとわかっていて、商品は、安く品質よく作れば売ることができました。優秀なエリートが商品開発や製造設計をして、従順なブルーワーカーに製造させました。

しかし、現在、エリートが優秀であればあるほど、従順なブルーワーカーを海外に求めます。その方が合理的だからです。

ここに極めて深い2極化が生まれています。

国際的に活躍する大手企業に勤めるエリートと、国内市場に縛られる中小零細企業のブルーワーカーです。

ここで、同年代の人口統計を推測します。

年間の一部上場の大企業の雇用を、ざっくばらんに10万人としましょう。一学年の人口は、100万人とします。とすると、エリートになりうる人というのは、たった1/10なんですね。実際はもっと厳しい数字だと思います。

つまり、ほんの一握りのエリートたちしか世界に伍してやっていけない!
あとのブルーワーカーたちは、世界競争に巻き込まれたら、淘汰させるべき存在になるわけです。

ブルーワーカーたちは、そんなに軽い存在なのでしょうか?
私は、そうは思いません。この多くのブルーワーカーが可能性を持っていると思います。

1この仕事さえできたら一生食っていけるという意識を捨てること
2どんどんリスクをとって、新しいことにチャレンジすること
3自己革新を続けること

このような意識を持てれば、ブルーワーカーも世界と向き合っていけると思います。
あっ、大雪もブルーワーカーなので、そうありたいですねわーい(嬉しい顔)
posted by 大雪 at 03:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月16日

尖閣ビデオから見える民主党の本質

独り言のような記事が続いていて恐縮ですが、

最近、なんで仙谷さんは、国民に尖閣のビデオを公開して、国民に判断してもらわないだろうかと考えていたところ、驚きの発見をしたので報告します。

今回、尖閣のビデオを国家機密にしたのは、「もし国民が見れば、国民が怒り、反中感情が生まれるから」だと言われます。大雪は、そんなビデオを見たところで日本人に反中感情が生まれるものかなと疑問に思っていました。

だって、日本人からすると、中国漁船がぶつかってきたのは見なくても明白でしょう

日本人の求めていたのは、感情論ではなく、真実は何かということだったと思います。

以上は、大雪の感覚ではあります。

しかしながら、現在の民主党を選んだのは日本国民です。

仙谷さんからすれば、

「民主党を選んだ国民というのは、テレビの影響を受けやすく、感情に流されやすい支持者が多いから、反中感情が生まれるに決まっている、だから公開できない。」

こう考えているとすれば、仙谷さんは、さすがです!
マーケティングを心得ていらっしゃる。

政府が国民を信頼しないというのは、信頼できない自分たち(民主党)が政権にいるから、国民を信頼できないんですね。

つまり、国民を信用しないということは、自分たちが政策で嘘を言っていることを認めているようなものですひらめきここに民主党の本質が出ていますね。
posted by 大雪 at 18:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

貧困ビジネス その2

またまた手前味噌ですが、大雪の意見と同じような意見が記事になっていました。考えることは同じってことですね。

ちなみに、こちらの方が、モバゲーの社長さんの南場さん。昔は出会い系サイトでもあったモバゲーをどのように考えているのか興味ありますね。
250px-TomokoNambaJI1.jpg

2010年08月11日------------------------------
http://bookcrossing-akita.seesaa.net/article/159089167.html
貧困ビジネス

今、流行っているビジネスに貧困ビジネスというものがあります。

有名な例で言えば、「生活保護者を低料金の宿泊所に住まわせ、生活保護費を頂く」というものがあります。

ほかにも色々あるのですが、大雪は、携帯ゲームが貧困ビジネスに思えました。具体的に言えば、「モバゲー」です。
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日経記事11/12から---------------------------
 「ソーシャルゲームはますます下流食いビジネスへ」
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819499E2EBE2E2998DE2EBE3E3E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2


 不況下で国民の可処分所得は減少し続けている。その、なけなしのおこづかいが、アイテムという無形のコンテンツに消費され、SNS各社の利益となる。9月上旬、あるユーザーのツイッターでの発言が、ネット上で話題を呼んだ。

 「サラ金(消費者金融)→パチスロ→法律事務所→ソーシャルゲームとTVCMに出稿する広告クライアントの主流は21世紀以降移り変わってきたけども、業態は違えど“これらのビジネスターゲット”が全く変わっていないことに注目すべき」

このつぶやきに、ジャーナリストの佐々木俊尚氏が「実に慧眼(けいがん)」「ソーシャルゲームはますます下流食いビジネスへ」と反応。グリーの田中社長がイベントで「ヒットを狙うには、パチンコやテレビのような単純さが必要」と語った発言をとらまえて過熱するアンチ派に、経済への寄与を主張する肯定派がぶつかり、しばらく議論が続いた。
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posted by 大雪 at 17:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月11日

製造業から雇用について考える

オバマ大統領の支持率が急落しています。

テレビで、アメリカ政府のグリーンニューディール政策が雇用を生み出してはいない、という批判を見ました。

何百億円も投じた、風力発電機製造の設備ですが、50人ぐらいの雇用しか生んでいないということでした。(すごく曖昧ですみません)

さて、次の動画を見てみてください。



この工作機械を元に、この機械にいくら投資して、どのくらいの雇用を生むことができるかをシンプルに考えてみたいと思います。

この工作機械の本体価格は、2940万です。
上記の製品の加工時間は25時間。この機械に材料をセットすると、25時間後に製品が出てくるということです。

材料取付に、1時間の労働力が必要だと仮定すると、24回の材料取付で、24時間かかります。24時間というと3交代制になるので、3人の雇用を生みます。この3人をフル稼働させるには、24台の工作機械が必要になります。

約3千万円*24台=7億2000万円。

結論をいうと、7億2000万円の投資をして、雇用を3人生むことができます。

現在の製造業というのは、そんなもんなんですむかっ(怒り)

この計算からいうと、
72億の投資で、30人の雇用。
720億円の投資で、300人の雇用
7200億円の投資で、3000人の雇用
72兆円の投資で、30万人の雇用。

オバマ大統領が批判を浴びるのもわかるような気がします。
雇用を生むという点から、考えると製造業というのは、ダメダメなんですね。

今や製品は、機械が休まずに作ってくれるものなんです。
この先、どのように雇用できるかは、従来の考え方を捨てなくてはいけないと思っています。
posted by 大雪 at 07:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月18日

中国の民主化は近い(マズローの欲求段階説から)

一連の中国のゴタゴタを見ていると、民主化も近いなーと思わされます。

もちろん、近いといっても10年以内とかという意味で。

なぜかというと、マズローの欲求段階説を考えるとわかるのです。
mazuro.jpg

これは、「ピラミッドの底部の欲求が満たされてはじめて、上位の欲求が生じてくる」というものです。

例えば、人は生きていく為には、食料・排泄・睡眠という3大欲求が満たされる必要がありますが、ピラミッドの底辺は、その「生理的欲求」を表しています。

生理的欲求が満たされて、はじめて、より安全で快適な生活をしたいという、「安全への欲求」が出てきます。

これも満たされると、何かの集団へ属したい。愛国心や郷土愛みたいな、「集団帰属の欲求」が出てきて、

それも満たされると、その集団の中で認められたいという、「認知欲求」が出てきます。

最終的には、「自己実現」が最大の目標となるわけです。

さて、中国という国をみたときに、どの段階かというと、「集団帰属の欲求」か「認知欲求」のレベルであると考えられます。中国においては、「自己実現の欲求」は叶うことはありません。

なぜなら、言論の自由がないからです。

大雪は、常々、日本が良い国だなーと思うのは、言論の自由があるからです。
「民主党の政策に嘘が多い」
と言っても、日本では許されますが、中国では逮捕です。

当たり前のことが当たり前に言えない国は、どんなに生活レベルが向上したところで、なんの魅力がないと言えます。

日本経済停滞を「失われた20年」とか言いますが、私は、やむを得ないことだと思っています。高度に民主主義が発達すると、政治も経済も停滞します。しかしながら、その紆余曲折こそが民主主義の醍醐味だと思っています。

子供手当、25000円の民主党のマニュフェストは、実現不能な様子です。扶養控除の廃止を考えると、実質の増税。

高速道路無料化、ガソリンの暫定税率の撤廃、等々を振り返ると、甘い言葉には、気をつけようと思った人も多いのではないでしょうか。

こうやって民主主義は発達していくのだと思いますひらめき

posted by 大雪 at 01:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月27日

「ハーバード白熱教室@東京大学」

9月26日、NHKの教育で、「ハーバード白熱教室@東京大学」が放送されました。前回の読書セミナーと同日!に行われたもので、「これからの『正義』の話をしよう」の東京大学バージョンです。
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本を読んでいるので、「功利主義」「リバタリアニズム」「道徳主義(カント主義?)」という大きな分類はわかります。それでも、結構混乱しました。あの番組をいきなり見て、「そうそう」などと思った方がいれば、相当なものだと思います。


「この夏、バングラデシュで水害があったが、日本でも同じような水害あったとき、どちらを助けるか?」

という質問がありました。とある質問者が

「日本人もバングラディシュ人も、平等に助けるべきだ」と言いました。

サンデル教授は、再度、

「では、被害者がバングラデシュ人と日本人の二人だとして、あなたは、一人しか助けることができないとする。この時に、どちらを助ける? 平等にコインで決める?」

と聞くと、質問者は答えることができませんでした。

このようなプロセスが自分の考えの深層を探る上で、大事なんですね。多分、質問者もはっとしたと思います。

上記のプロセスを大雪なりに解釈すると、

「・・・平等に助けるべきだと」というのは、道徳主義(道徳を世界レベルで考える)
「・・・・コインで決める?」で答えに詰まったのは、道徳主義(日本レベルの道徳)や功利主義(日本人の方が価値が高い)を意識したからだと思います。

となります。間違っているかもしれません。

いずれにせよ、自分の意見をはっきり言えた質問者の方々は、素晴らしいと思いました。てんぱっていたという彼も、なかなか良かったと思います。
posted by 大雪 at 01:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月11日

すき家で牛丼を食べてきた!

だから何って聞かれそうですが、ちょっとレシートを見てみてください。
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たったの250円。

すき家の夜中の時給は1000円です。

つまり、どういうことかというと、

大雪がおなか減ったーとします。
すき家に入りました。たった15分間「いらっしゃいませーどうぞ」と働くと牛丼が食べられるのです。

ちまたで流行の「フリー経済」の牛丼版です。

もちろん、こんなに甘くはないにしても、生命に最低限大切な食というのは、一日1時間の労働で間に合うわけです。

と考えると、生きることをもっと気軽に捉えてもいいように思えます。戦時中を扱ったテレビ特集を見ると、特にそう思います。
posted by 大雪 at 04:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

セクシーな仕事

仕事には、2つの仕事があります。

1.生活の為の仕事
2.楽しむことができる仕事

です。その違いは、次のようにも言えます。

1.受動的な仕事
2.自発的な仕事

例えば、

「絵を描くことが好きな人が、自分の書いた絵を売ることができた」

これは、2の「楽しむことができる仕事」です。

秋田には、アーティストと名乗る人々がたくさんいますが、彼らの仕事は、2であり。お金になりません。やっぱり、1の「生活の為の仕事」が必要となるわけです。

大雪は、1と2のバランスが大事だと思っています。理想は2だけなんでしょうけど、2だけでもつまらないかも知れませんね。

藤沢数奇さんと同じ内容です。
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51731052.html
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2010年02月13日

僕シンク(ボクシンク)

先日、栄太郎で行われた「僕シンク(ボクシンク)」というイベントに参加してきました。

秋田経済新聞の記事はこちら

ただ見るつもりだったのですが、急遽選手側として参加。与えられた課題は、

「新しく作られる美術館は、賑わうか、賑わないか」

大雪は、「賑わない」側に指令が下りました。
この選択は、大雪の主義主張は関係ありません。立場を演じなくてはいけません。

結果を先に言うと、敗北もうやだ〜(悲しい顔) ゲームとはいえ悔しかったですね。

でも、ディベート(討論)は初めてだったために、非常に面白かったです。多分テクニックが大事そうですね。

具体的には、観客を意識した論法が大事だと思いました。大雪は、ちょっと観客を非難したりしました。「最近、平野政吉美術館に行ったときがある人はほとんどいないのでは?みなさんはどうです?それで新しく建てたら賑わいますか」と。

あと

大雪「お金をかければ、いくらでも賑わうことができる。でも費用対効果が大事では?」
対戦相手「商業施設というより文化施設ととらえるべきだ」
大雪「文化施設であれば、美術館に限らず、学校や技術振興の場であってもいい」

という感じの費用対効果という視点はマズかったかもしれません。

一般的に「二律背反(トレードオフ)」という考え方はウケがわるいです。費用対効果には、トレードオフ的要素が入っています。一定の予算しかない中で最大限の効果を狙うので、効果が少ない政策は切り捨てなければいけないと。行政の予算が有限であるという認識は、一般的には持ちにくいものです。

さて、トレードオフの考え方について、良い説明がありますので、引用します。

-------「希望を捨てる勇気」池田信夫 P29-----------------
トレードオフを否定する人々

特に多いのが「命は何よりも尊い」というレトリックだ。私が建築基準法の改正が過剰規制だというと、「人命を無視する新自由主義」などと噛みついてくる弁護士がいる。彼らはトレードオフを否定し、人命は絶対なのでそれを守るコストはいくらかかってもいいと主張するのだ。それなら旧耐震基準の建物はすべて取り壊し、自動車や飛行機の生産も禁止しなければならない。

P25 ----------------------------------------------------
 事後の正義
 地獄への道は善意で舗装されている
 以上のような事実は、経済学者のほぼ共有する認識だが、それを政策として実現するのはきわめてむずかしい。労働者を解雇しやすくする改革は、「大資本の利益に奉仕する血も涙もない政策だ」という感情論に勝てないからだ。テレビでは、毎日ワーキング・プアのかわいそうな生活が描かれ、ワイドショーのコメンテーターが「こういう人々を救済するために派遣労働を禁止しろ」というと、多くの人々の共感を得る。しかしこのようなワイドショー的な正義が、結果的には弱者をさらに弱い立場に追い込むのだ。

 たとえば、賃貸住宅の家主が改築しようとして店子に立ち退きを求めたところ店子が拒否し、家主が訴訟を起こしたとしよう。店子は弱い立場なので、裁判所は「正当な事由がないかぎり立ち退きは認められない」という店子に有利な判決を出すことが多い。これは、事後的には正義にかなった判決といえる。
 
 ところが、こうした判決が積み重なると、店子の権利が非常に強くなり、古い家では不動産の価値の7割が店子に帰属するといった例もある。こうなると大家は「一度、入居させた店子は、改築しようとしても立ち退かず、法外な立ち退き料をとる」と予想して、立ち退かせにくい家族を入居させず、独身向けのワンルーム・マンションを建てる。この結果、日本の賃貸住宅の質は低く、家賃は高い。

 このように事後的には正しいようにみえる判決や規制が、事前にわかっているとインセンティブをゆがめ、非効率な結果をもたらすことを事後の正義とよぶ。こうした介入は交渉を決着させるので、交渉が成立しない場合に比べれば双方にとって望ましいことが多い。しかし経済全体としては、それによって賃貸住宅の供給が減り、望ましくない結果になる。つまり、事前のインセンティブと事後の正義にはトレードオフがあるのだ。
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posted by 大雪 at 00:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月18日

郵政民営化 その1

最近、政治の世界がめちゃくちゃで大変、面白い状態となっています。
ほんと目が離せない感じです。

郵政民営化ですが、小泉の民営化政策は、失敗だったなどという声が上がっていますが、たぶんそういう方々は、

特定郵便局を知らないと思います。

特定郵便局って、事実上の世襲制度なんですよね。
つまり身分制度のことです。

仮に、市の職員や県の職員が身分制度だったら、どのように思いますか?

私は、このような身分制度、すなわち生まれながらにして肩書きまで付くことは、社会を後退させる要因以外なにものでもないと思います。

政治家でも2世議員はいますが、100%の政治家がそうなのではありません。しかし、特定郵便局では、ほぼ100%が世襲です。

政治家の世襲は、一応、有権者の審判を得ている。
特定郵便局の世襲は、それがない。

近代の歴史は、身分制度から離れるために、頑張ってきたのではないでしょうか?
posted by 大雪 at 14:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月17日

民主主義 その3

香港人の友人と話したときのことです。
honkon.jpg

彼の名は、ハワード。香港人は、サブネームをつけるので、ほんとは中国の名前があるのですが、欧米風の名前も持っています。

さて、そのハワード、宇多田ヒカルが大好き黒ハートでした。いかに彼女の歌がすばらしいかを語ります。大雪も便乗して、

「ミリオンヒットぴかぴか(新しい)飛ばして、すごいよ!多くの日本人が彼女の歌が好きだよ」
といいました。

すると彼が突然怒り出しますちっ(怒った顔)

「へい、大雪、他の人がいいか悪いかというのは、関係ないんだ。自分がいいと思ったらいいんだよ。自分の基準を持たなくてはいけない」

その通りだと思いました。「日本で一番売れている」というキャッチコピーがあったとしても、それは、人の基準であって、自分の基準ではありません。

このハワードの言葉は、とても心に響きました。

そんなハワードは、大雪より5つぐらい年下でしたねあせあせ(飛び散る汗)
posted by 大雪 at 00:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月16日

民主主義 その2

「おれもがんばらねがら、おめもがんばるな」

大雪が民主主義(多数決)が好きではない理由に次のようなストーリーがあります。

うちで働いているスタッフのことです。Aさんは、ちょっと仕事ができました。Aさんも自分で仕事ができると自認していたと思います。でもAさんは、スタッフ同士のコミュニケーションは得意ではありませんでした。たぶん生意気だったんだと思います。

Aさんは、ほかの多数のスタッフに嫌われ、会社を去ることになりました。

正直、大雪は不満でした。

なんで、仕事ができるAさんが去って、仕事がそれよりできないスタッフが残ってしまうのか。なぜ、多くのスタッフは、Aさんに学び、追いつこうとしないのか。

多数決の世界では、多数に嫌われたAさんは、悪になってしまいます。

大雪は、これでは良くないと思います。営利を追求する会社なのですから、仕事ができるAさんは、会社的には正義なのです。本来、大雪が、Aさんをサポートして、全スタッフをそのレベルまで引き上げる必要があったのでしょう。大雪にも悪いところがあります。

なにか傑出した人がいるかといって、結託して、足をひっぱるようなことは恥ずかしいことだと思います。民主主義という多数決の世界は、弱者の結託ではいけないと思います。
posted by 大雪 at 22:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

民主主義

大雪は、民主主義がちょっと嫌いです。

爆弾発言みたいですが、ちょっと耳を傾けてみてください。

現在は、少子高齢化の世の中です。1次ベビーブーマーたちは、どんどん退職を迎えてきています。そして、どんどん年金が増えていきます。

だれが支えるかというと、言うまでなく若い世代です。

当ブログの、「秋田の高齢化は世界一!」にかかれていますが、

秋田では、2035年に1人の勤労者が、1人の年金受給者か子供を支えなくてはいけません。世界一少子高齢化が進んでいる県だからです。ちなみに日本では2050年です。また現在は、勤労者2人で1人の年金受給者か子供を支えています。

これはどうゆうことかいうと、仮に扶養者を年金受給者だと仮定し、年金額が月20万円だとします。この場合、勤労者1人が月20万円支払わなくてはいけなくなるということです。

こんなの絶対に無理です


しかしながら、民主主義(多数決)の世界では、それを実現することができます(というかなります)。なぜなら、1次ベビーブーマーのように上の世代の絶対数が多いからです。しかも投票率も高い。

なので、良心を別にすれば、多数決で若者を圧倒的な弱者にしむけることができる。これを問題だと思っています。

「数は力だ」
否定はしません。しかし、その力は正しい力であって欲しいなと思っています。



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2009年01月06日

100分の1の法則

様々な統計データを見ると、日本と秋田には相関関係が
あることがわかります。

大体ですが、日本で起こったことの100分の1が
秋田で起こったことになります。

例えば、交通事故。

死亡事故に限って言えば、昨年一年間で全国で約5000人
の方が亡くなりました。

この情報を元に、この法則によれば、秋田では約50人の
人が亡くなったことになります。

答えは・・・・
60人です。
近いですね。

なぜ、当たるかというと、秋田県の人口が110万人で、
日本の人口が12500万人なので、大体、100分の1
だからです。偶然の要素が強いほど、相関性が正しくでま
す。

でも、偶然だけではなくて、例えば、昨今の派遣労働者
の失業問題も結構通じます。

厚生労働省HPから非正規雇用の失業者数---------------
派遣又は請負契約の期間満了、中途解除による雇用調整及び有期契約の非正規労働者の期間満了、解雇による雇用調整について、本年10月から来年3月までに実施済み又は実施予定として、全国の労働局及び公共職業安定所で12月19日時点で把握できたものは、全国で1,415件、約8万5千人となっている。
------------------------------------------------------

とあれば、秋田のそれは、850人ぐらいと予測できます。

実際は、1100人とのことですから、大体は合っています。

概算をつかむのには、結構使えます。




posted by 大雪 at 01:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月06日

グリーンステーション2

最近、せっせとグリーンステーションに金属を
持って行っています。

合計引取り額が、10066円
累積CO2削減量が385kg
となりました。

なかでもお勧めが、エアコンの引き取り。
室外機と室内機で、200円で引き取ってくれます。

たった200円がなぜお勧め。

それは、

080806_1714~01.jpg

だからです。
エアコンを家電量販店に行って処理してもらうと
3675円もかかるのです。

すなわち、グリーンステーションで引き取れば、
200円もらえるので、家電量販店で処理してもらう
と3875円の損。約4000円も違うんです!

さらにまとまった量があると取りに来てくれます。
グリーンステーションさんができて、本当に良かっ
たなーと思います。
posted by 大雪 at 18:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月29日

文明論

大げさなタイトルですが、

現在、日本のみならず、先進各国は、人口減少に
悩まされています。

出生率2をキープできなければ、その国の人口は
減ります。日本は1.3なので、激減中です。

この出生率で推移するとすると、
-------------------------------------------
http://bookcrossing-akita.seesaa.net/article/87534386.html

最初は100 の親でスタートします。もし出生率が1.3である場合、60強ほどの子どもが生まれます。つまり、世代の規模は第一世代でこれだけ減ってしまうわけです。

その子どもが親になり、次の世代となります。そうすると、さらに下がります。このように、人口学的に世代を考えてみると、約30 年のサイクルがあります。親と子どもの年齢の差は、平均すれば約30 歳の違いがあります。その次の世代は、最初の親の世代に比べると40%ほどに減ってしまいます。

こういうストーリーが続いていって90年経過すると、子どもの数はスタートの16%になってしまいます。それほど長い期間がたったにもかかわらず、子どもの数は16 人まで減ってしまうのです。
--------------------------------------

のようになります。

出生率1.3で、90年後の日本の人口は、2000万人になるという
ことです。


さて、

話は、突然ですが、「機動戦士ガンダム」になります。

物語--------------------
スペースコロニーへの宇宙移民開始を紀元とした未来世界、宇宙世紀0079年が舞台。人類は増え続ける人口のため、半数が月軌道周辺にあるラグランジュ点に浮かぶスペースコロニー群(サイドと呼ばれる)に居住していた。その中で地球に最も遠いコロニー群サイド3はジオン公国を名乗り、地球連邦からの独立を求め、人型機動兵器「MS(モビルスーツ)」を駆使して独立戦争を挑んできた。開戦から僅か1ヶ月あまりで双方の陣営は総人口の半分を死に至らしめた。
--------------------------

ジオン公国の目的は、人類の粛清です。人類が増えすぎて、地球の
環境を悪化させているということから、地球から離れて宇宙で生き
ましょうという考えの下に、地球にしがみついている人を粛清しま
した。


さて、現状の日本と、ガンダムの世界は、ぜんぜん違ったものに
なっています。

物質的に恵まれ、戦争がなくなり、人々の権利が守れられ、
誰もが人間らしい豊かな生活になったら、

人口が激減してるのです。

現在は、不況だとか、格差社会とか、未来の希望がないとか、
子育てをする社会システムが脆弱だから、人口減なんだと
言い訳をする人がいます。

アホなこというなと思います。

第2次世界大戦末期の悲劇的な状況と比べれば、この日本は
理想郷ともいえる、素晴らしい世界です。

また、人口減少は、先進国が経験している世界的な現象
です。日本だけのものではありません。

私は、社会制約(文化・伝統・宗教)がなければ、人間と
いう生き物は、どんどん減ってしまうものなのではないの
かなと思っています。

言い換えると、人の本質は、ガンダム世界のように、人口
が増えるのではなく、人口を抑制する方向に働いていると
思えるのです。

このように考えると、現在の先進国の状況は、地球的には
ありがたいが、人類文明には、何か欠けているものがある
ように思えます。




posted by 大雪 at 02:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月20日

環境の重要性1

大雪は、来月に行われる札幌ソーラン祭りに、
とあるチームの引率として行く予定です。

知らない方に簡単に説明しますと
05-28.jpg
な感じの人たちがダンスパフォーマンスする
祭りです。

秋田では、「ヤートセ秋田祭り」なんかがあり
ますが、これもYOSAKOI系の踊りとなっています。

さて、「札幌ソーラン祭り」と「ヤートセ秋田
祭り」は、実は、ほぼ同じ時期にスタートしま
した。

今となっては、比べてみると
札幌ソーラン   踊り子4万人
ヤートセ秋田祭り 踊り子1500人
とゆうに、30倍ぐらいの差がついています。

どうしてこんなに差がついたのでしょうか?

イベント開催能力の差?
風土的な違い?

私は、「環境」がその差を生んでいると思いま
す。札幌市は、ご存知の通り、更地に都市計画
をもって開発した市です。ですから、幅100メー
トルの道路が大通り公園を含みつつ1.5kmにわた
って存在します。
250px-Sapporo1.jpg
の道路を貸しきってやるのです。凄くないはず
がありません。

一方秋田の開催地は、
7th-t-00014.jpg
と片側1車線の通り町。

比べられません。

秋田でも竿灯大通りぐらいを貸しきってできる
のであれば、ちょっとは面白くなりそうですが、
迂回路のない竿灯大通りを占有するのは、難し
そうです。

札幌ソーランの成功理由に、発起人や実行委員会
が優秀であったという理由もありますが、それ
だけでなく、札幌の地の利を上手に利用したと
いうこともあげられると思います。ある程度の
必然性があったのです。

いろいろな話を聞いていると、多くの成功の裏
には、「必然性」も絡んでいるように思えます。

下記の辻兵吉さんの質問内容が、それに関係し
ます。はじめは、老いてしまったせいか、的外
れな質問するなーと内心笑って聞いていました
が、「〜するのは必然性も必要では」と言って
いるのを聞いて、一転さすがだなーと思いました。
http://bookcrossing-akita.seesaa.net/archives/20080224-1.html





posted by 大雪 at 02:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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