2011年05月31日

読書感想「人を信じても、仕事は信じるな」小山昇



帯から--------------------------
小さい会社には小さい会社なりのやり方がある。
赤字続きの会社を年商35億まで引き上げ、
そのノウハウで指導した344社のうち
67社が過去最高益を上げ、倒産はゼロ!
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こちらの本は、大きな会社勤めの方には、縁がないかもしれません。
ただ、もし個人事業や従業員が50人以下の小さい会社には、非常に為になる本です。
テクニック集みたいなものですから、あまり内容には触れません。

「第5章2 飲み会を社内の公式行事にせよ」
うん、素晴らしいですねぴかぴか(新しい)








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2011年05月29日

読書感想「プロ脳のつくり方」塩野誠



久々の読書感想です。
元ライブドアの熊谷さんがツイッターでお薦めしていた本です。

読んでみたら、多くのフレームワークが整理されていて、実践ができたら仕事のできる人になれると思いました。

内容的には、目新しいところは少なく、今まで読んできた本のエッセンスがまとまっている感じです。

具体的には、「競争の戦略(マイケルポーター)」の「競争の5要因」です。

まとまっているということで簡単に書かれていますが、実践は難しいものばかりです。

本の一番始めに紹介された「原典、現場、生データに当たる」。特に生データですね。このブログでもこの視点は大事にしたいです。
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2011年01月21日

日経新聞から、「3度目の奇跡 第一部 私は45歳 H」

そうだ、働くしかないパンチ

日経新聞1月10日 1面 「三度目の奇跡」---------------------

第1部 私は45歳 H
豊かさの中で眠れる人材

2012年、東京スカイツリーの開業とともにテレビ電波塔の役割を終える東京タワー。「それはやっぱり、さみしいね」。宇都宮の中学を出てトビになった桐生五郎(78)は、東京タワーの建設が始まった1957年に上京した。



桐生は全国の現場を飛び回り、30代で埼玉県にマイホームを構えた。子供にも恵まれた。「あのころは本当によく働いたし、楽しかった」

「自治体が破綻」

高度経済成長の後も日本人は働いた。「日本列島改造」で新幹線や高速道路の建設が続き、国内の工場は残業に次ぐ残業で電気製品や自動車の輸出を支えた。

しかし、小泉政権が誕生した01年。造るべき道路やダムは減り、国に公共工事を続ける体力は残っていなかった。95年度に35兆円あった公共工事は09年度、17兆円に半減。昨年11月時点での建設業就業者数は488万人で、97年度より約200万人少ない。工場の海外シフトも進み、09年の製造業の就業者は92年に比べ約500万人減った。

雇用の受け皿だった建設、製造業の変調で、日本の成長を支えてきた人々が支えられる側に回り始めた。生活保護受給者の急増だ。95年度に88万人だった受給者は昨年9月時点で全就業者数の約3%に当たる195万人。国と地方の負担は、約3兆4千億に及ぶ。

(略)

全国最多、14万人超の生活保護受給者を抱える大阪市。11年度予算の生活保護費は過去最高の2975億円に達し歳出の17%を占める。「生活保護費で自治体の財政が破綻する」(大阪市市長の平松邦夫=62)

(略)

生活保護受給者を対象にした就労説明会を開いた。

「介護の仕事はやりたくない」。もう1年近く生活保護を受けている26歳の男性はかたくなにだった。職員がじっくり話を聞いているうちにポロリと本音を漏らした。「僕だって税金を納めたい」。職業訓練の受講から再就職まで、粘り強く支援を続けた埼玉県では昨年、83人の受給者が就労にこぎ着けた。

豊かさの中で失いかけていた自立心を呼び覚ませば、支えられている人々が支える側に回る。今の日本に人材を眠らせておく余裕はない。
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日経新聞から、「3度目の奇跡 第一部 私は45歳」

素晴らしい内容だーひらめき

日経新聞1月11日 1面 「三度目の奇跡」---------------------

第1部 私は45歳 10
ドラッカーの予言

各地に広がるシャッター商店街は今や衰退・日本を象徴する風景だ。しかし約60年前に全国で初めてアーケードの名を冠した静岡県沼津市の「名店街」には不思議と空き店舗がほとんどない。

市の外郭団体で産業振興を手掛けていた深沢公詞(60)が商店街の再建に乗り出したのは2004年。空き店舗が目立つのに「若くてやる気のある人に店を貸してほしい」と説く深沢への地権者の反応は冷たかった。

「1坪当たり2万5千円なら貸してもいい」。当時、都心でも坪2万円出せば店舗を借りられた。
(略)

高齢化などシャッター商店街が広がる理由は単純ではない。だが、何もしない方が有利になるような制度が背景になっているのも見逃せない。

店舗を他人に貸したりすると、将来の転売などが面倒になりかねない。シャッターを閉じたままでも「事業用」と取り繕えば、相続税が軽くなることもある。住居兼用なら土地にかかる固定資産税の特例もある。資産を活用して価値を上げるより、現状のまま黙って持ち続ける方が何かと好都合なのだ。

担い手が高齢化し、後継者不足に直面する農業。ここでも税制などは利用よりも所有に有利だ。その結果が埼玉県の面積に匹敵するほど膨らんだ耕作放棄地である。

本来は、経済の活性化につながるはずが、既得権を温存し、新陳代謝を阻んでしまう。そんな例は日本中あちこちにある。

「先進国では45歳以上にとって年金受給権こそ最大の資産である」。1993年、経営学者ドラッカーはこう書いた。

高齢化と世代間移転で積み上がった年金資産は最大の既得権であり、目減りすることを嫌う。金融市場での存在感こそ大きいが、リスクに挑戦して新たな価値を生み出そうとする本来の資本とは違う論理が働く。「小さな若い事業を餓死させる危険がある」としたドラッカーの警告は、平均年齢45歳の今の日本にそのまま当てはまる。



明治維新、戦後の高度成長の2度の奇跡は、旧秩序の否定があったからこそ達成された。それは西欧列強の圧力に伴う幕藩体制の崩壊であり、第2次世界大戦の敗戦だった。だが、今の日本で戦争や革命、戦後のパージのような強制的な世代交代に期待をつなぐのは現実的とはいえない。

民主主義の手続きを守りながら既得権に風穴を開け、かつての成長の「遺産」を経済の活性化に生かす。それが経済学者ケインズが「アニマル・スピリット」と呼んだ資本主義のダイナミズムを取り戻す道だ。支え手一人ひとりが未踏の領域にどう挑むのか。「三度目の奇跡」は難しいが、不可能ではない。
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日本経済新聞から、

そうだパンチ

日経新聞、1月18日、15面--------------------------------

一目均衡、編集委員 三宅 伸吾

どうして日本は長いデフレから抜け出せないのか−−。モルガンスタンレーMUFG証券のロバート・フェルドマン経済調査部長はずっと悩み続けてきたが、やっと分かった。政治がデフレに反応しないのは「このままでいいと考えている人の声が大きいからだろう」。この仮説は、都道府県ごとの有権者の年齢構成と選挙制度の関係を調べ、確信に変わった。



国会で「地方の高齢者」の声が課題に優遇されていることが分かる。若者が投票所に行かないため、年金生活の高齢者の声はさらに増幅される。

様々な既得権の保護策を続けて平等にジリ貧になるのか。それとも都市部住民や将来を担う若者の声を聞き効率化政策を通じた経済成長により税収を確保し一定の所得配分を目指すのか−−。

選ぶのは、主権者だ。しかし、その声は適正に反映されていない。衆院小選挙区の投票価値の最大格差は5倍もあり、衆院の都市部有権者は高知3区などに比べ、「清き0.5票」状態だ。

もし、選挙制度が見直され「1人1票になれば、デフレ対策だけでなく年金、医療制度や農業改革がやりやすくなる」とフェルドマン氏は期待する。

医療、介護などの負担を巡る世代間格差と投票価値の著しい差。「この2つの格差が、閉塞する日本の病巣だ」(オリックス宮内義彦会長)とすれば選挙制度改革は、新興衰退国とも呼ばれる日本再生に向けた万策群のセンター・ピンとなる。



最高裁の過去の司法判断の結果、衆院は3倍未満の格差なら合憲との見方も広がっているが、そんなことは憲法のどこにも書いていないし、小学生にも説明できない。



世界中の情報を整理する−−。こんな創業理念を掲げた米グーグルは様々な物議をかもし、多くの訴訟を仕掛けられながらも、利用者をワクワクさせて急成長を続ける。推進力は技術革新とこれをすぐに取り込める柔軟な法制度だけではなく、社会のために良きことだと信じれば、「正面突破」する創業者らの脳みそだ。臆病な、日本の歴代最高裁判事の主流派とは大きく異なる。
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2011年01月15日

「ボクがライブドアの社長になった理由」平松庚三



この方、ライブドアの社長だったということで知っている方も多いかと思いますが、実は、その前には会計ソフトで超有名な「弥生」の社長だった人です。

だから、この人がライブドアを引き継ぐと言った時、ライブドアとはすごい会社だったんだなと再認識しました。

大雪の兄も「この人ならライブドアも再建する」といって株を買おうとしていましたが、大雪は大反対しました。あの時のライブドアは虚業だと感じていたからです。今はもうちょっと見直していますよ。

この手のビジネスノンフィクションを読むと、常々、自己向上が必要などど言っている自分が恥ずかしくなります。この人はソニーに勤めていて辞めたのですが、辞めた理由が、「ソニーには優秀な人が多すぎて、この中で出世することは難しい。だったら違うチャンスにかけてみよう」でした。

なんてことでしょう。
ソニー社員>ライブドアの社長
なんですね。

また、彼は現在、自分で企業しましたが、あまりパッとしていません。
ライブドアの社長だったといえ、1起業家とみれば全然駄目なんですね。

そうゆう視点でみると大企業というのはいかに凄い存在かわかります。

とくに秋田には大企業は無いので、この視点は新鮮ですね。
秋田銀行とはいえ、弱小金融企業になってしまいます。

そうゆう中に、組織力を使わず、スタンドプレーで大企業にのし上がったホリエモンさんは凄い人なんだなと思います。そんな人がドンドン出てくる日本であって欲しいですね。
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2011年01月05日

「君がオヤジになる前に」堀江貴文



この本を見て、ホリエモンの本当の姿が見えた気がします。

彼は、凡人なんです。

凡人っていっても東大も入っているので優秀ですが、東大卒の人は毎年4000人もいます。そういう意味で、天才的な才能に恵まれたというわけではないです。

では、なぜ素晴らしい結果を残せたかというと、極めて仕事に特化したからです。テレビは見ない、友好は自分と同じステージにいる人とのみ、起きている時間は、すべてを仕事に使い、頭をフル回転させる。

彼の言葉

「自分の持っているパフォーマンスを最大限に活かさないのは、人が持って生まれた才能へ対する冒涜だと考えている」P145

は非常に重いです。
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2010年12月29日

「20代で人生の年収は9割決まる」土井英司



このタイトルは狙って挑発しています。普通の30代40代の人だったら、この本を買うことはないでしょう。

大雪も実際、買うかどうか迷いました。
読めば、自分の人生、後悔することばかりだと思ったからですたらーっ(汗)

でも読み終わって、やっぱりいい本だなーと思いました。
ところどころ非常に大切なことが書かれています。P90「3年目までは自我をすてろ」とか
また、社会の本音が書かれていて、大雪も20歳ぐらいの時に読んでおけばなーと思ってなりません。

社会の本音というのは、一般的には表に出てきません
「サービス残業当たり前」
というのは、大雪の常識だったりしますが、会社として公言したら怒られますね。そんな内容が、この本には書かれています。

岩手県のさわや書店では、店員に一日3冊の本を読むことをノルマに課しているそうです。大雪も、これは良いと思って、労働基準法に詳しい方に、「従業員の資質向上の為に、本を読んで欲しいのだが、これは指示できるのか?」と質問しました。すると、「業務に関係することであれば、賃金の発生が生じる」ということでした。

つまり、さやわ書店が店員に一日3冊の本を読むというノルマを与えることは、労働基準法違反の可能性があります。

ところで土井英司さんは、15分で3冊は読めます。人によっては、6時間ぐらいかかって3冊を読む人もいるでしょう。

どちらが、書店の店員として適切でしょうか?経営者であればどちらを雇うでしょうか?

「勤務時間15分を読書に当てさせてください、その間にノルマの3冊を読みます」という人を雇うことがあっても、「6時間かかって3冊を読んだから、その残業代の6000円を支払って下さい」という店員を雇う人はいないですね。

それが社会だと思います。

本の内容に戻りますが、20歳前後の学生が、ドラッカー、大前研一、落合信彦という大成功者の本を読んで、浅知恵をつけるより、土井英司さんぐらいの等身大の本を読めばより良い糧になると思いました。(一般的には土井英司さんは成功者ですよパンチ
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2010年10月06日

「残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法」橘玲



著者の名前を読めなかったので調べてみたら、橘玲(たちばな あきら)ということでした。経済には知識があると思っていた大雪ですが、このような経済小説作家を知らないというのは、まだまだ穴があるものです。

例のごとく、藤沢数奇さんの推薦なのですが、やっぱり良い本でした。

多分、今月おこなわる読書会の題材にしたいと思います。

なんで、この本が面白いかと思ったかと言えば、いくつかの疑問を解決してくれたからです。

なぜ、日本人の自殺率が多いのか?
なぜ、ムラ社会があるのか?
フリーエコノミーとはなにか?
なぜ、LINUXが成功したのか?

その中でも、「評判獲得ゲーム」の仕組み(理論)があって、興味深かったです。この評判獲得ゲームというのは、前に紹介したホリエモンの「拝金」でも、主人公が成功するきっかけとなったゲームの仕組みに使われています。例をいうと、ツイッターやモバゲー、ミクシィ、ブログ、ヤフーなどの魅力の一つになっている仕組みです。

その仕組みを知ると、そうだったんだ! と気づかされます。

この本の帯には、
「伽藍(がらん)を捨ててバザールに向かえ!」
「恐竜の尻尾のなかに頭を探せ!」
という、呪文が書かれています。読む前はさっぱり意味がわかりませんでしたが、最後の方に解説がありました。伽藍とは会社、バザールとは国際市場。恐竜の尻尾は、ロングテール。もう意味はわかったと思います。 

こうゆう結論であるということは、やっぱり残酷な世界ですねあせあせ(飛び散る汗)



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2010年09月27日

「紹介したくない本」紹介したくない人

今回の本は、みなさまに紹介したくはありません。
大雪にとって、とっておきの本です。

そんな本も知人のMさんから教えていただいたもの。
Mさんの承諾も得ずに紹介してもいいものなのか、ちょっと悩みます。

この本は、大雪の日本のものづくりに対する疑問の答えを提供してくれました。また日本の製造業の未来を示してくれています。未来を知りたい方は、下のリンク先をクリックしてください。

紹介したくない本
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2010年09月21日

「拝金主義」堀江貴文



この本は、

藤沢数奇さん
池田信夫さん、

が絶賛ということで、買ってみました。

題名からして、毛嫌いする人は多いと思いますが、男性立場では読みやすい本でした。女性が読むと嫌なところが多いかもしれません。

ホリエモンの本を買って読むと言うことは、ホリエモン支持の人が読むはずですから、共感できるところが多いと思います。

例えば、

P148------------------------------------------
「いい経営者になるなんてことは、必要ない。ただ有名な、誰もが知っている会社の社長になればいいんだ。人はな、いい物を買うんじゃない。自分が知っている物を買いたがる。もっと言えば、買って自慢できるものを欲しがる。いい物が売れるんじゃなく、有名な物が売れるんだ」
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のような文章は、ホントそうだなーと思います。もちろん、大雪はホリエモン支持派です。

では、共感できない点はどこでしょうか?

実は、あとがきのところで、
P266--------------------------------------------
「あの当時、僕の周囲には僕を含めてたくさんの成功者がいた。若くして億単位の資産を作り、もう仕事をしなくても一生、優雅に暮らしていけるだけのお金を持っている人は、それほど珍しくなかった。

その一方で、誰もがうらやむ悠々自適な生活を保障された途端、何かが抜け落ちる人がいた。村上さんに限らず結構、多かったのだ。」
-------------------------------------------------
のところが、納得できなかったのです。村上さんを含め、成功した経営者が、「だれもがうらやむ悠々自適な生活」を望んでいるとは思えないのです。もっと社会的な大義を負っていると思うからです。

ここのところは、ホリエモンが、『自分は大義(宇宙ビジネス)の為に商売をしたが、ヒルズ族の成功者は「だれもがうらやむ悠々自適な生活」を望んだ小心者だ。』と言っているように受け取れます。

これは、ホリエモンが自分のファンを念頭においた、リップサービスでしょう。なんか成功者が小物に見えますからね。

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2010年09月06日

今日の新聞の見出しから

今日(9月6日)のサキガケ新報の見出しに驚きました。

100906_1928~01.jpg

「スズキインド新工場」

です。なぜ驚きなのでしょうか?理由は二つあります。

一つ目、

見出しが昨日の日経新聞(9月5日)と同じということ。一日遅れで、サキガケさんがこのニュースの重大性に気づいたということです。

ちなみにここ一週間のサキガケさんの一面の見出しを見ています。

「地方議員票菅氏65%」
「小沢氏170菅氏160」
「国会での説明を要求
 捜査受け不正ない」
「消費税、普天間で応酬」
「小沢氏出馬断念せず」

全部が政治関連です。経済の話題で一企業の動向がトップ記事になるというのは異例なことなのです。

2つ目。その意味の大きさです。

もちろん、サキガケさんが後追い記事という恥を覚悟で、一面に持ってきたということには意味があると思います。

それは、日経新聞の1面の「混迷ニッポン 民主代表戦 企業をどう生かすのか」に書かれています。

「『一に雇用、二に雇用、三に雇用』と菅直人首相が語った先週。
スズキが静岡で計画していた部品工業団地の建設を断念した。
インドには完成車の新工場をつくるという。(略)円高だけでは
ない。高い法人税、雇用形態への規制、二酸化炭素の25%削減・・・
大企業中小企業にも冷たい風が吹く。当たり前のことだが、企業が
減れば仕事も減る。(略)いくら『雇用』と叫んでも何も生まれない」

つまり、間接的に、菅さんを批判していることだと思います。

秋田県は、農業・交付税や公共投資の割合が大きい県です。相対的に民間企業は少ないです。そのような保護されている県民に対して強い警鐘を与えようと考えたのではないでしょうか。





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2010年07月01日

「秋田について考えた事」石川好 無明舎出版

ふとジュンク堂に立ち寄り、一冊の本を衝動買いしました。


です。

サキガケに連載していたコラムをまとめた内容で、話が短くて読みやすかったです。

50話ぐらいなのですが、本になると、数ある話の中で、この話が最高! と選りすぐりの一話に出会えることが良いと思いました。

さて、その選りすぐりの一話です。

P137-----------------------------------------------
秋田の構造改革を

秋田県は、経済力を民の力よりも、官の意向によって左右される日本でも例外的な地方である。そのありようを、わたしはかつて「秋田社会主義」と名付け、本コラムでも言及した。

最大の雇用の場が県庁および市町村役場、教員や消防など「公務員」であること、次いで土木工事を主とした公共事業にかかわる建設業、そしてコメ作りを中心とする農業であることが理由だ。

問題はそこにある。この3つの職場の給与は景気がよくても、急上昇することもないが、急低下することもない。公務員の給与は税金の使い道を任された国が決めているからである。公共事業も、あくまでも国がその総事業費を決め、各県各事業に配分するわけで、公共事業に頼っている限り、国が縮小を決断すれば建設業界は、たちまち干上がってしまう。
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そうだったのか!
秋田県経済は社会主義だったのか!

大雪の常々の疑問が解消です。また、秋田に対しての苛立ちは、秋田の社会主義的要素に対して向けられていたのです。

そう考えると、過去に秋田の示した方向性(政治)の理由がわかります。

野呂田芳正さんが、郵政民営化に反対したことも
民主党が議員を輩出していることも
保守の県なのに、過去に共産党の議員を輩出したことも
権威にすがる県民性も

みーんな納得です。

前回のセミナーで、縮小マーケットでは民間企業の役目が少なくなっていることを発見したのですが。
事実、まさしく、その通りなのですね。

いやーーーーつながるつながる。面白いぴかぴか(新しい)
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2010年05月26日

「禿頭考」清水ちなみ



この本、
大雪が、ハゲだからというわけでも、
大雪が、お見合い適齢期だからというわけでも、
大雪が、アダルトトークをしたかったというわけでも、
ありませんぴかぴか(新しい)

経済の本質が書かれているので、面白いなと思ったのです。

それは、

「政治よりも経済よりも、不況だろうが何だろうが、人類にとって一番重大で一番深刻な問題はハゲです。」

の一文です。ここで、ハゲというのは、次の言葉に置き換えることできます。

「政治よりも経済よりも、不況だろうが何だろうが、人類にとって一番重大で一番深刻な問題はいかにモテるかです。」

このようにして、経済や政治を考えると面白いことが発見されます。

それは、「日本経済が破綻しようが、円の価値が1/100になろうが、日本全体で危機に陥るなら、社会の序列は変わらない」

とするなら、その「社会の序列」を「いかにモテるか」にしてもいいかもしれません。

結局、日本の財政問題は、「財政が破綻しようが、今モテる人が、破綻後もモテると一般的に思われているから、人々の問題になっていない」と言えるかもしれません。

大雪は、そうは思わないですけどねパンチ

P?-----------------------------------------
さて舌の根が乾かぬうちからなんですが、私は、ハゲは人生最大の問題だと思っています。政治よりも経済よりも、不況だろうが何だろうが、人類にとって一番重大で一番深刻な問題はハゲです。

なぜか?さきほどの例「初めてしたお見合いの相手はハゲでした」、これを元に、これがなぜショックなのか考えてみたいと思います。

見合いは結婚をするための顔合わせです。

普通、職業とか年齢とか家族関係とかいろんなそういうことを考慮するらしいですが、女性としては正直なところ、「見合い」→「結婚」→「子作り」ですよね。つまり生物としての相性、色気の相性のようなところが一番大事なのです。もう1回例をあげますが、みんな、こんなことを言っています。

○先月、お見合いをした。長男で両親つきだけど、でもまあいい人で、中学校の先生。性格はまじめ。タバコは吸わない、お酒もちょっぴり・・・・。でも、断わった。どうしても、その人を相手にSEXしたいとは思えなかった。私の両親は怒りまくり「会社も辞めて家も出てけ!」あんないい人を断ったんだから当然だ!」だって。でもやっぱし、あの人とSEXしたくなかったの、私は・・・・(24歳)

(略)

 なにも突飛な意見でもなく、見合いで一番大事なのはやはり「SEXできるかどうか」の判断なのです。収入とか学歴とか、そんなバカなことが大事なのではなくて、彼自身に色気があるかどうかだと思います。もてるか、もてないかに置き換えてもいい。ただ色気は数値にできないし、個人的な嗜好もあるので釣書には書けないのですね。

 で、・・・・その場面にハゲ登場。すると私たちは「ガーン」とショックを受けるのです。

(略)

 ハゲても何の悪いことはないのですが、見合いの場というのはもっともハゲが不利に働く場なのではないかと思います。
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posted by 大雪 at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月19日

「日本経済の真実」辛坊次郎



「ある日、この国は破産します」
「日本沈没を食い止めた小泉・竹中改革」
「子ども手当は、子どもたちの首をしめる」
「なぜ政権交代で、ますますダメになったのか?」

文教堂に行ったら、この本が「ランキング2位」となっていました。元々、ランキングは一般受けする本しかないと興味がなかったのですが、この「日本経済の真実」などという本が2位となっています。

書いている内容は、大雪の言っている内容と変わりません(生意気ですすが)。なので、大雪の主張と同じこの本が売れていることに驚きを感じます。

もっと自分の意見は少数派だと思っていたのですから。

このような本が売れる日本、紆余曲折があっても未来は明るい感じがします。

面白いと思ったところを引用します。

P194---------------------------------
親は、自分の子どもの命を守るためなら何でもするのです。国民の「食いぶち」を確保することが、「経済」すなわち、経世済民の根本なのです。

こう言う人がいます。「GDP神話から脱却すべきだ。GNH、グロスナショナルハピネス(国民総幸福)をスローガンにするブータンを見習え!」

自慢じゃありませんが、私(辛坊弟)は幸せを求めてブータンまで行きました。確かに多くの人々は幸せそうでした。豊かにコメが実り、家畜とともにひとつ屋根の下で暮らし、村中のあぜみちには雑草としておびただしい量の大麻が自生して、秋の収穫祭の後には火をつけた藁束に、子どもたちが、親の目を盗んで大麻をくべて、みんなでラリパッパ状態のこの国は、一見ほんとに幸せそのものです。しかし私は見たのです。

一部の特権階級は人目につきにくい山中を切り開いて、広大な敷地に芝生を敷き詰め、そこに欧風の壮麗な住宅を建てて、イタリア家具に囲まれて暮らしているのを。さらに、仕事のない若者がおこがれる一番の仕事は、英語力を活かし、コンピューターと国際電話を駆使して、世界中に金融商品を売りつける仲介業だということも知っていました。

あなたは、日本をそんなブータンにしたいですか?
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2010年05月14日

「出稼げば大富豪」クロイワ・ショウ



秋田経済新聞で取り上げられていて、気になっていた本をようやく買いました。
http://akita.keizai.biz/headline/739/

感想は「やっ ヤバイくらいイイぴかぴか(新しい)

このような本を、学校教育で使用したらいいかもしれません。大雪、必読の書の一冊に加わりました。

つぎの話を読んでみてください。

P245----------------------------------
「おい。あそこに浮かんでいる島、見てみぃ」

兄貴がイキナリ言いだした。
見ると、遙か遠くに、フランスパンにバジルを塗って浮かべたような、緑色の島の姿がうっすらと見えた。

「さわやかやなあ。あれ、JAWA島や」

「たとえばやで。今、大嵐で、海が荒れてたとせえよ」

「ほいで、おまえは船に乗っていると。そいでもって、船長や。目的は上陸や」

「島の裏は風裏になるから、波も穏やかや。たぶん。それで、船員は『船長、もう船漕げません』と、こない言うてるとしいな。さて、おまえ、どないする?」

そうですね。やっぱり穏やかでろう島の裏側に回りますね。

少し考えた末、僕は答えた。

「あそう。なんで?」

だって、船、壊さなくてすむじゃないですか。

「せやから、おまえアホやねん」
兄貴は、待ってましたとばかり、言い放った。

「まっすぐ行くねや。船なんてどうでもええねんて。そんなもん、いつでも作れるがな」

・・

------------------------------------------------

結局、船は会社で、人は社員。船は、人がいたら造ることができるよ。人を大切にしないといけないと言っています。

はじめから、「会社経営では人が大事」と言えば、誰もがうなずくと思います。しかし、上記の例で言うとおり、実は大切にしていない考え方を私たちは認識をせずに持っている。

これに気づかせてくれる、すばらしい話です。





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2010年05月13日

「こんな夜更けにバナナかよ」渡辺一史



大雪には珍しく医療・介護の本です。

今まで知らなかった世界を知ることができました。

主張する患者
夜中にバナナを食べたいといって、寝ているボランティアを叩きおこす患者
通常では病院に入るしかないほど重症の筋ジス患者
24時間2人サポート、これをボランティアで支える無茶さ
反病院・反介護の姿勢

すべてにおいて、大雪の想像している患者ではありませんでした。こうゆうこともできるんだ!と驚きます。

行政が悪いとはいいませんが、「介護は、より介助される人を増やし、医療はより患者を作っている」と思いました。

「障がい者は、弱い存在だから手を差し伸べましょう」

ではなく、

「障がい者が、自立できるように手を差し伸べましょう」

と言っている。

これがわかる挿話があります。

P158---------------------------------
「青い芝の会」の通信に掲載された小山内の中学校時代の文章を読んでいた。それは、施設時代に、手の使えない小山内(※脳性麻痺)と足の不自由な澤口が、2人で助けあってパジャマに着がえる体験をつづった文章だった。驚いた保母が、「どうやって着がえたの?」と尋ねると、二人はニヤリと顔を見合わせて、「助けあってやったんだよ!」と笑う。
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P.176-------------------------------------
施設時代、小山内はお菓子やケーキを手に入れるたび、同じ部屋の6人で分けたという。もし手が使えたら、自分の口に入れて終わりだっただろうが、手の使えない小山内は、他人に分けることでようやく自分の口にも入れてもらえたからだ。

<<自分が豊かに生活するためには他人のこともやらなければ思い通りにならない、と肌で知っていたのかもしれない。(略)手が使えなかったからこそ、本もたくさん書け、いろいろなことを経験できたのだろう。手が使えないということは、私にとってけっしてマイナスではないということを、いまやっといえるようになった>>(『車椅子で夜明けのコーヒー』)
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2010年05月10日

「競争と公平感」大竹文雄



帯------------------------------
なぜ競争しなくちゃいけないの?
より豊かで公平な社会を構築するためのヒント
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市場経済というのは、間違いなく私たちの生活を向上させています。理論的にも現実的にも、100%間違いのないことです。

しかしながら、現実には、この市場経済の根源というべき「競争」について、嫌いな人が多いことも事実です。

この本では、その理由として、「学校教育などで、市場経済のデメリット(格差、敗者の発生、独占)が教えられるが、メリットが教えられていない」と言っています。

大きいタイトルの割には、小さい結論となっていますが、その通りだと思います。私たちが、市場経済の恩恵を受けているにもかかわらず、それがあまりにも当たり前の為に、忘れ去ってしまっている。人は、空気がないと数分で死んでしまうのに、その存在に気づいていないようなものです。

P142---------------------------------------------
グローバル化は阻止すべきか?

 日本の貧困率が上昇している原因の一つが、グローバル化だとすれば、貿易を制限してグローバル化を阻止すればいいのではないか、という意見もあるだろう。グローバル化が、格差を拡大する原因であることは確かだと考えられる。しかし、グローバル化による貿易の拡大によって日本人全体は豊かになっているのも事実である。

 中国から衣料品が輸入されるようになるまでは、衣料品や食品の値段はとても高かった。牛肉が外国から輸入されるようになるまでは、牛肉の値段は非常に高かった。どの国も貿易をしたくなければ、日本も自動車や電機製品を輸出できなくなる。貿易によってそれぞれの国が自分の一番得意なものに集中することができるので、すべてのものを自分の国で作っていた時よりも豊かになれるのである。

 (略)
 
 また、グローバル化の阻止には、世界の貧困問題を深刻にするという問題もある。世界には日本よりももっと貧しい国がたくさんある。そうした国々から農作物や製品を買わなくなると、日本も貧しくなるが、もともと貧しかった国はさらに貧しくなる。世界の貧困を解決するためには、貿易を拡大していくことが重要である。日本の格差や貧困問題が貿易によって拡大するという側面があっても、それは日本国内の社会保障制度や教育で解決すべきものではないだろうか。
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2010年05月07日

本日の日経新聞から(5月7日)

1面 春秋 
近代文明を象徴する産物と思われがちだが、石油と人間のつき合いはながい。日本書記にも「燃える水」が天智天皇に献上されたと記されている。

太古の植物の恵みと考えられたからか。強烈な臭いのせいか。江戸時代には「草生水(くそうず)」とも呼ばれた。

※家の近くの川が草生川。そうだったのか、さすが八橋油田!

12面 大機小機

日本国債暴落論がしきりである。来年度予算案がどうなるか、大ざっぱに予測してもおよそ40兆円足らずの税収で100兆円にのぼる一般会計予算を作らざるを得なくなるだろう。

収入を上回る国債を発行していることに、誰もが漠然とした不安を感じている。デフレ経済が20年近くも続き、この先も少子高齢化でマーケットも生産労働人口もどんどん減っていく。これでは「1400兆円の個人金融資産があるから大丈夫」といった楽観論はなかなか出てこない。

※60兆円の国債発行ですか!

31面
東北6県 高卒1400人、就職未内定
各県高卒者の就職内定率
青森88.4
岩手95.0
秋田96.7
宮城90.3
山形96.4
福島93.5

※秋田は東北一の高さ。確か未内定者数は50人ぐらいだったような

4面
所得税収27年前水準に
2009年度の所得税収が27年ぶりの低水準になるのがほぼ確実となった。3月までの一般会計税収の累計で、所得税収は前年比13.7%減と大幅に落ち込んだ。世界的な金融危機の影響などで法人税収も63.7%の減収となった。国の税収が低迷するなか、本格的な税制改正を進められるかが課題となる。

※大雪は、この不景気でもなんとか生きています。ということは、別にたいした収入がなくてもやっていける。だったら頑張ること(高収入を得て税金をたくさん納めること)が馬鹿らしくなるのでは。そんなんでは駄目で、人々のやる気を起こさせないといけない!そのためには、所得税と法人税は下げて、消費税を上げるべきです。


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2010年04月28日

「日本経済は破綻しない」アエラ

「日本経済は破綻しない」と見出しのついた今回のアエラですが、秋田大学の島澤先生も23人のエコノミストの一人として登場しています。

全国紙のアエラですよ。そのエコノミストの一人が島澤先生。
すごいですぴかぴか(新しい)

さて、大雪の考えでは、このままであれば財政破綻すると思います。簡単に、日本経済がいつまで持つか考えることにします。

日本経済といいましたが、正確には、日本政府の財政です。
92兆円の国家予算で、44兆円の国債発行。

09年末で、個人金融資産あ1456兆円。
個人の借金を差し引いて1150兆円。
09年末で、国債の発行残高705兆円

とすれば、残りは450兆円。

単純に言えば、現在の国債発行でも10年は持つことになります。

もちろん、国内に資金がなくなったら、今度は、国外に国債を売るという手も考えれます。そうすると。もう5年ぐらいはいけそうな感じもします。

きわめて楽観的にいうと、15年間は破綻しないとも言えます。ただし、16年目に破綻することになります。

では、破綻しない為にはどうしたらいいでしょうか?

それには

プライマリーバランスを達成した上で、国債を減らしていく。

という恐ろしい難題であることがあります。大雪も事業家の末席にいるのでわかりますが、負債を減らしていくのは大変なことです。負債をゼロにする必要はないにしても、身の丈にあったものにリサイズするだけでも大変なことです。

それが、国家財政において、企業で言えば、収益が赤字のところを黒字に変えて、それから借金を返さなくてはいけません。

赤字→黒字ですよ!

小泉政権の時に、プライマリーバランスに向けて、一瞬近づいたことがありますが、後は、みなさまのご存じの通りです。しかも人口が減っています。まして構造改革も遅れていて生産性も上がっていない。

もうどうしようもないんじゃないかと諦めたくなります。

アエラでは「日本経済は破綻しない」となっていますが、そう評価したエコノミストの大部分は、増税などの仮定を入れていますよ。次の一文を見れば一目瞭然です。実質は、「日本経済は破綻する」ですね。

記事から抜粋します---------------------------------
P18-19 アエラ5/3-10
Q5 「日本破綻」が議論されていることについて見解を。

・城 個人金融資産の大半は高齢世帯のもので、定年後の生活費として取り崩されて存在しなくなるため、破綻する。

・小幡 当然、いつかは破綻するが、それがいつなのか、ということは問題ではなく、破綻したときにどうするか、という議論をすべき。

・水野 破綻論議が出てくると、金融政策で物価を引き上げるといったリフレ政策への誘惑がでてくるが、まずはリフレ政策では財政再建はできないことを認識することが財政再建への第一歩。

・土屋 世代間格差を拡大させないようにするには、これ以上政府債務を増やしてはならない。

・加藤 優秀な人材を海外から呼び込む戦略を10年単位で実現できれば日本は破綻しない。

・若田部 財政だけをみていてはいけない。日本経済の立て直しにはデフレからの脱却がまず必要。その後、規制緩和、競争促進などを進めるべき。

・牧野 金利が上がってくれれば、何らかの対策は打たれる。現状を不変として議論しても意味はない。

・熊野 破綻という危機は事前に予測できない。しかし、持続性条件が崩れようとしているのは確か。

・飯田 破綻の定義が明確ではないため議論が進まない。

・小峰 従来よりは現実味を持って語られるようになってきた。

・島澤 財政が破綻しないという議論があることに驚き

・小林 15年以上の長期では確実に破綻に近い状態になるが、当面の数年は何もおきない。

・勝間 変動相場制の国で自国通貨建ての国債が返済不能に陥ることは原理的にあり得ない。

・ぐっちーさん ナンセンス。日本は世界最大級の貯蓄超過国であり、国債はほとんど国内で極めて低金利で安定的に消化されている。

・荻原 日本は破綻せずに増税に向かう可能性が高く、庶民にとってはつらい

・高橋 きちんとした破綻の定義もなく、ほとんど情緒論でしかない。

・藤巻 すでに破綻を前提に、「いつ破綻するか?」に議論は移っている。

・藤川 国債残高について騒ぎすぎ。もちろん国債残高も重要だが、将来の社会保障負担の話の方がもっと重大だ。

・永野 ギリギリの一歩手前で国民が理屈に基づく議論をし始め、結果として、増税に賛成する。

・森永 財務省が消費税引き上げの口実をつくっているだけ。

・上野 「悪い金利上昇」がじわじわと起こり、かつその持続性を増していくというのが、より現実味のあるシナリオだ。

・斎藤 議論が悲観的すぎる。経済が正常化すれば税収は大幅に増えて財政赤字も縮小する。
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posted by 大雪 at 06:31| Comment(2) | TrackBack(0) | 読書感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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