2011年05月01日

2011一般教書演説の訳 その2

前回の続きになるわけですが、ロバートのあたりは、出来過ぎな話です。しかし、だからといって嘘だというわけではく、国民に対して「自己革新をしなさい」というメッセージを出しているのだと思います。

もし、日本の首相だったらなんというでしょうか?
この東日本大震災に際し、「今こそ生まれ変わる時が来た」なとど言えるでしょうか?

いつも通り、「政府は皆様の仕事を尊重し、安心で安全な雇用を作ります。農業を営んでいる人は、安定して農業ができるように農地を回復させます。漁業を営んでいる人は、その技術を活かせるように、港を整備します。仕事を失った人には、行政で一定期間雇用します。」ということでしょう。

馬鹿です。

「今こそ、新しい仕事をするチャンスです。世界へ飛び出すチャンスです。大学や専門機関で学ぶ為の支援をします。新しい地での商売を行う為の支援をします。」

のような内容をちょっとでも言えないものでしょうか。

以下の一般教書演説は、オバマ大統領がアメリカ国民に対して言っている言葉です。理想的であれ、これほどの言葉を投げかけてくれる指導者をうらやましく思います。

なお、オバマ大統領は、アメリカ人の雇用が大事なのであって、日本人の雇用を奪い取るべきだと思っています。特にアメリカの民主党は日本嫌いですので、ここのところは勘違いしてはいけないと思います。


大雪の訳-----------------------------
未来を勝ち取るために、最初の一歩は、アメリカの技術革新を強化することです。

私たちは、次にどんな巨大産業が生まれてくるかを予測することはできません。どこから雇用が生まれるかも同じです。30年前、私たちは、インターネットと呼ばれる仕組みが、経済に革命な影響を与えるとは考えてもいませんでした。

アメリカが誰よりも豊かであるために、私たちは何ができるのか。私たちの創造性と想像力を開花させなくてはいけません。この国が、道路に車を走らせ、オフィスにコンピュターを導入させました。エジソンとライト兄弟が生まれた国であり、グーグルとフェイスブックが生まれた国です。アメリカの技術革新は、私たちの生活を変えるだけでなく、私たちの生活の糧なのです。

私たちの、自由主義経済は、技術革新を促進させます。企業にとって、基礎研究に投資することは、魅力的なことではありません。しかし、我が国の歴史をみると、政府が最先端の科学と発明に支援してきました。インターネットがそうです。コンピュータチップとGPSがそうです。

製造業から小売業にわたる新しい雇用は、こういったブレークスルーから生まれてきています。

半世紀前、ソビエトがスプートニクと呼ばれる衛星を、私たちより早く打ち上げました。私たちは、月に行くことで彼らを打ち負かそうと考えましたが、具体的な方法はわかりませんでした。科学が追いついていなかったのです。NASAも存在しませんでした。しかし高度な研究と教育への投資によって、ソビエトを凌駕しただけではなく、新しい産業と100万の雇用を生み出す技術革新の波を作り上げたのです。

今こそ、スプートニクの出来事を思い出す時です。

私は、2年前に、スプートニク時代の宇宙開発競争以上の研究開発レベルに達する必要があると述べました。あと数週間で、その目標に合うための法案を議会に通します。私たちは、生物医学、情報工学、とくにクリーンエネルギーといった分野に投資し、私たちの社会を良くしたり、地球環境を守る分野でたくさんの雇用を生み出します。

すでに、再生可能エネルギーへの投資の成果が出てきています。

ロバート・ガレイアレン兄弟は、ミシガン州で小さな屋根修理工場を経営していました。9・11テロが起った後で、彼らは、ペンタゴンの修理にボランティアで参加しました。しかし、彼らの工場の半分は、このひどい不景気により、使われなくなりました。

近頃、政府の支援の下、彼らの空いた工場は、ソーラーパネル製造工場として使われるようになりました。ロバートは、「私たちは、新しく生まれ変わることができた」と言いました。

これこそが、アメリカ人が200年間やってきたことなのです。生まれ変わること。

ロバートがやったような成功物語を、エネルギー政策を刷新し、数多く実現させます。政府は、ただお金を差し出すわけではありません。挑戦しているかどうかを問題とします。
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一般教書演説byオバマ大統領-------------------------
The first step in winning the future is encouraging American innovation.
None of us can predict with certainty what the next big industry will be, or where the new jobs will come from. Thirty years ago, we couldn’t know that something called the Internet would lead to an economic revolution. What we can do – what America does better than anyone – is spark the creativity and imagination of our people. We are the nation that put cars in driveways and computers in offices; the nation of Edison and the Wright brothers; of Google and Facebook. In America, innovation doesn’t just change our lives. It’s how we make a living.
Our free enterprise system is what drives innovation. But because it’s not always profitable for companies to invest in basic research, throughout history our government has provided cutting-edge scientists and inventors with the support that they need. That’s what planted the seeds for the Internet. That’s what helped make possible things like computer chips and GPS.
Just think of all the good jobs – from manufacturing to retail – that have come from those breakthroughs.
Half a century ago, when the Soviets beat us into space with the launch of a satellite called Sputnik, we had no idea how we’d beat them to the moon. The science wasn’t there yet. NASA didn’t even exist. But after investing in better research and education, we didn’t just surpass the Soviets; we unleashed a wave of innovation that created new industries and millions of new jobs.
This is our generation’s Sputnik moment.

Two years ago, I said that we needed to reach a level of research and development we haven’t seen since the height of the Space Race. In a few weeks, I will be sending a budget to Congress that helps us meet that goal. We’ll invest in biomedical research, information technology, and especially clean energy technology – an investment that will strengthen our security, protect our planet, and create countless new jobs for our people.
Already, we are seeing the promise of renewable energy. Robert and Gary Allen are brothers who run a small Michigan roofing company. After September 11th, they volunteered their best roofers to help repair the Pentagon. But half of their factory went unused, and the recession hit them hard.
Today, with the help of a government loan, that empty space is being used to manufacture solar shingles that are being sold all across the country. In Robert’s words, “We reinvented ourselves.”
That’s what Americans have done for over two hundred years: reinvented ourselves. And to spur on more success stories like the Allen Brothers, we’ve begun to reinvent our energy policy. We’re not just handing out money. We’re issuing a challenge.
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posted by 大雪 at 03:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 物理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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