2010年12月18日

安心安全をつきつめると、最悪の結果になる

最近、とても残念なニュースがありました。

「オウム真理教に入り、洗脳されている娘をなんとかしなければいけないと思い、娘の入信の原因となった妻を殺害した」というニュースです。

殺人は置いておき、一般的には、「オウム真理教に入って洗脳されている娘を取り戻す」と考えることは正義です。世間から嫌われているオウム信者ですから、一刻も早く脱退させたかったのでしょう。

しかしながら、世間はともかく、「娘は、そのオウムの世界が心地よく、その世界が幸せである」であるなら、なにも目を覚まさせる必要などなかったのではないでしょうか?

その正義感から起こったのが、殺人であり、
その正義感から殺人者の娘となり、
その正義感からたった一人の母を失ってしまいました。

いったいどちらが正義でしょうか?

決して、「オウム真理教信者」=「悪」 だから、「オウム真理教信者を殺害しても良い」となってはいけないと思います。その正義感を理由に情状酌量してもいけないと思います。

オウム真理教は嫌われている存在ではあり、リスク要因です。しかしながら、今は昔のようにテロ組織として動いているわけではないと思います。この宗教のリスクを過大に見てしまうために、もっと大きなリスクを引き起こしてしまう。

安心安全をつきつめると、こうゆう結果になるわけです。

2010年12月16日02時44分--------------------------
アレフ信者殺害]逮捕の元夫、事件前に施設の娘案じる手記

提供:毎日新聞  埼玉県八潮市で11月、オウム真理教主流派で構成する宗教団体「アレフ」信者の女性が殺害された事件で、逮捕された元夫で住居不定、元食品販売会社社長、西村三郎容疑者(70)がアレフ施設に居住する2人の娘の身を案じて「何としてでも解決しなければ」などとする手記を事件前に記していたことが分かった。さいたま地検は15日、西村容疑者を九十九(つくも)美智子さん(当時63歳)に対する殺人罪などでさいたま地裁に起訴した。

 手記はパソコンで作成したとみられ、「孤独な闘戦(たたか)い」との題が書かれた表紙を含め10枚以上。09年8月に大腸がんの摘出手術を受けた経緯に触れ、「私自身この先、何年生きられるか。先の短い親の人生よりも娘達の将来の方が大切」と記述。長女と次女の将来を憂い「どのような行動を起こせば良いのか」と記し、「洗脳され続けている長女達がかわいそうで胸が一杯になってしまいます。何としてでも解決しなければ」と締めくくっている。
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posted by 大雪 at 15:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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