2011年04月29日

2011一般教書演説の訳 その1

読んでいて、素晴らしいなーと思いつつ、訳したのはいいのですが、なかなか終わらない。一旦ここでアップしておきます。
なんで日本の政治家は、このように身近な目線で語れないのかな?

読んでいて(書いていて)ウルウルです。

オバマ大統領.jpg

大雪訳(著作権は大雪にあります(笑))---------------------------------------

多くの人にとって、良い仕事を探すというと、工場の近くや商業地を思い浮かべることでしょう。大学で学位を取る必要はないし、競合もご近所に限られています。もし、一生懸命に働けば、良い収入が得られ、臨時のボーナスもあったことでしょう。同じ会社で働き続ける姿を子供に見せることができ、誇りに思えたことでしょう。

しかし、世界は変わってしまいました。多くの人にとって、この変化は痛みを伴います。私は、その痛みを、一度は繁栄し、今は閉鎖された工場で、また人の歩いていない商店街に見つけました。

私は、自分たちの収入が減り、仕事が減っていくアメリカ人の不満を聞きました。ゲームの途中で、ルールが変わってしまったように感じる人々も多いはずです。

そう感じることは、間違っていません。まさにルールが変わってしまったのです。たった一世代で、技術革新が私たちの生きる術を変えてしまったのです。

昔、製鉄所では1000人の労働者が必要とされていました。しかし現在では同じ仕事を100人の労働者でこなすことができます。今では、インターネットで、どんな会社であれ店を構えることができます。労働者を雇うこともできます。商品をどこへでも販売することできます。

中国やインドのような国が、この変化を理解し、世界中で競争できるようになりました。彼らは、子供たちが小さい時から、長い時間、密度の濃い教育し、特に数学と科学に力を注ぎました。彼らは、研究と新しい技術に力を入れました。つい最近ですが、中国は世界最大の太陽電池生産拠点と世界最速のコンピュータを持つようになりました。

このように世界は変わってしまったのです。

仕事を得る競争は、現実です。しかし、これにより私たちが打ち負かされると感じるべき必要はありません。私たちへの挑戦なのです。

思い浮かべてください。否定的な人が私たちが衰退するに違いないと言っていました。

しかしアメリカは、今でも、世界で最も繁栄している経済を保っています。私たちより生産的な労働者はいません。私たちの国ほど、成功している企業を持ち、発明家や起業家が発明した特許を持っている国はありません。私たちは、世界で最も優秀な大学を多く抱え、世界中から学生が集まってきています。

さらに、私たちは、ある考えの最初の犠牲となった国になりました。その、ある考えとは、自分の将来は自分で決定するものだという考えです。

なぜ、昔の開拓者や移民者が多くの困難を乗り越え、この地にやってきたのか。 私たちの子供たちが、ただ方程式を記憶するだけでなく、「あなたはこの考えをどのように思う?あなたは世界をどう変えたい?あなたは大きくなった時にどうありたい?」という問題に答えることができるのか。

将来、勝ち残るかどうかは、私たちにかかっています。ただ立ち止まっていることはできません。ロバートケネディは、「未来はただ与えられるものではない、未来は自分で達成するものだ」と言いました。アメリカンドリームを持ち続けることは、ただ何かに固執することではありません。アメリカンドリームは、それぞれの世代に痛みと、困難と、新しい時代の要求に合うことが、求められるのです。

これからは私たちの番です。私たちは、どんな仕事やどんな産業で競争するべきかがわかりました。私たちは、高度な技術革新をし、高度な教育をし、世界の国を高度なものに作り替える必要があります。私たちは、アメリカを世界で最高のビジネスの場にしなければなりません。私たちの国債に責任を持ち、国を作りかえて行かなければなりません。これが、繁栄への道なのです。未来に打ち勝つ道なのです。今夜、私たちがどのように、そこにたどり着けるかお話しましょう。
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原文(オバマ大統領)----------------------------------------------
Many people watching tonight can probably remember a time when finding a good job meant showing up at a nearby factory or a business downtown. You didn’t always need a degree, and your competition was pretty much limited to your neighbors. If you worked hard, chances are you’d have a job for life, with a decent paycheck, good benefits, and the occasional promotion. Maybe you’d even have the pride of seeing your kids work at the same company.
That world has changed. And for many, the change has been painful. I’ve seen it in the shuttered windows of once booming factories, and the vacant storefronts of once busy Main Streets. I’ve heard it in the frustrations of Americans who’ve seen their paychecks dwindle or their jobs disappear – proud men and women who feel like the rules have been changed in the middle of the game.
They’re right. The rules have changed. In a single generation, revolutions in technology have transformed the way we live, work and do business. Steel mills that once needed 1,000 workers can now do the same work with 100. Today, just about any company can set up shop, hire workers, and sell their products wherever there’s an internet connection.
Meanwhile, nations like China and India realized that with some changes of their own, they could compete in this new world. And so they started educating their children earlier and longer, with greater emphasis on math and science. They’re investing in research and new technologies. Just recently, China became home to the world’s largest private solar research facility, and the world’s fastest computer.
So yes, the world has changed. The competition for jobs is real. But this shouldn’t discourage us. It should challenge us. Remember – for all the hits we’ve taken these last few years, for all the naysayers predicting our decline, America still has the largest, most prosperous economy in the world. No workers are more productive than ours. No country has more successful companies, or grants more patents to inventors and entrepreneurs. We are home to the world’s best colleges and universities, where more students come to study than any other place on Earth.
What’s more, we are the first nation to be founded for the sake of an idea – the idea that each of us deserves the chance to shape our own destiny. That is why centuries of pioneers and immigrants have risked everything to come here. It’s why our students don’t just memorize equations, but answer questions like “What do you think of that idea? What would you change about the world? What do you want to be when you grow up?”
The future is ours to win. But to get there, we can’t just stand still. As Robert Kennedy told us, “The future is not a gift. It is an achievement.” Sustaining the American Dream has never been about standing pat. It has required each generation to sacrifice, and struggle, and meet the demands of a new age.
Now it’s our turn. We know what it takes to compete for the jobs and industries of our time. We need to out-innovate, out-educate, and out-build the rest of the world. We have to make America the best place on Earth to do business. We need to take responsibility for our deficit, and reform our government. That’s how our people will prosper. That’s how we’ll win the future. And tonight, I’d like to talk about how we get there.
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posted by 大雪 at 05:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月28日

一般教書演説 by オバマ大統領

新聞を整理していたら、今年1月25日に行われた一般教書演説が出てきました。その時は、よく読まなかったのですが、改めて読んでみると、涙が出そうになるくらい良い演説でした。日経新聞からです。ただ、文章に変なところがあったので(やたらと「勝つ」と出てくる)、英語の原文に目を通してみました。略していなくて、もっと良かったです。これはまたあとで記事にします。


1月27日日経8面
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世界は変わり、雇用を巡り現実に競争が行われている。だが、くじけることはない。過去数年の打撃を受けてもなお、多くの予想に反して米国経済は世界最大で最も繁栄している。世界最高の高等教育機関があり、世界中から学生が集まってくる。

未来は勝ち取ることができる。だが、ただじっと立っているだけではできない。ロバート・ケネディは「未来は与えられるものではなく、自ら成し遂げるものだ」と言った。アメリカン・ドリームはじっと立っていては維持できない。新時代の要求に答えるため、各世代が犠牲をいとわず、戦わなければいけない。

今度は我々の番だ。雇用と産業をかけた競争で、米国は革新に優れ、教育に優れ、国家建設に優れなくてはいけない。米国をビジネスに最善の場所にしなければならない。財政赤字に責任を持ち、政府を改革する必要がある。そうすれば、米国は繁栄し、未来を勝ち取ることができる。

未来を勝ち取る第一歩は、イノベーション(技術革新)の奨励だ。

どの産業が成長し、どこに雇用が生まれるか、誰も確かな予測をすることはできない。米国ができる、そして最も得意とするのは、創造性と想像力だ。自動車やコンピュータを発明し、エジソンやライト兄弟、グーグルやフェイスブックが生まれたのは米国だ。米国ではイノベーションは生活を変えるだけではない。イノベーションは我々の生活の手段だ。
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posted by 大雪 at 06:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月22日

インフレ突入〜

インフレといいましたが、正確にはスタグフレーションのことです。

このスタグフレーションに関して、3年前に結構気合いを入れて?記事にしていました。ちょうどガソリンが200円に届くかという資源高の時です。

スタグフレーション突入
スタグフレーション2
スタグフレーション3
スタグフレーション4
スタグフレーション5

結局、この時は、資源高が引き起こしたサブプライムショックにより、需要が急激に落ち込み、原油の値段も落ち着きました。

しかし、どんっ(衝撃)またやってきましたね。

今日4月22日の日経を読むと、そんな見出しがいっぱいです。
1面 小麦粉10%強製粉3社値上げ
3面 品不足 値上がり続々、40品目店頭調査、8割が上昇
24面 コーヒー先物300セント台に、14年ぶり高値
    ドバイ原油続伸
    鉄スクラップ前週比7%高
    
復習をかねて、3年前の自分の記事を読み直したら、大きいところでは当たっている感じでした。しかし、大雪は、まだ次の二つを知らなかったと思います。

グローバルインバランス
過剰流動性

これらを踏まえて、今回のインフレの処方箋を示したいと思います。
(続く・・・)

posted by 大雪 at 08:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

原発事故からみる情報の流れ

今回の原発事故で気づいたことがあります。
NHKに出てくる学者には御用学者もいるということ。

具体的には、大阪大学大学院の山口彰教授。

山口教授は、3月16日のNHK特集福島原発で、
「事故レベルはスリーマイル島事故(レベル5)に届くか届かないかのレベル」と発言しました。
大雪は、あまりの事実誤認に驚き、NHKに抗議の電話をかけてしまいました。ちょうど水素爆発を起こし、東京でも放射性物質が検出されたときにです。

現在では、事故レベル7とチェルノブイリと並んでいることは、衆知の通りです。
ではなぜ原子力工学教授の川口先生が、上記のような不見識を述べたのでしょうか。それは、3月16日の段階で、政府は事故レベル4であると言っていたからです。

つまり、一学者がNHKに出て、政府見解の事故レベル4を勝手に事故レベル6とか7に変えることはできないのです。このことにより、学者だから科学的知見に基づいて、事実をのべるとは限らないということがわかりました。

ちなみに政府が見解を変えたのは、日本政府の発表が信用できないと国外で風評被害が広まったためです。このままでは世界から信頼を失うことを恐れた政府は、突如、レベル5からレベル7に事故認識を変えました(4/12)。何ともお粗末な情報公開です。

posted by 大雪 at 04:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月11日

第10回読書会のお知らせ

またまた急なお知らせですが、明日4月12日(火)午後7時から読書会を行います。

(日時)4月12日(火)午後7時
(場所)パブレストランサガン(秋田市山王)
    集合後、男鹿の杉寿司に向かいます
(題材)デフレの正体(藻谷浩介)
(会費)2000円(移動費、寿司付き)
(連絡)田崎まで電話下さい

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