2010年09月27日

「ハーバード白熱教室@東京大学」

9月26日、NHKの教育で、「ハーバード白熱教室@東京大学」が放送されました。前回の読書セミナーと同日!に行われたもので、「これからの『正義』の話をしよう」の東京大学バージョンです。
100926_2217~010001.jpg

本を読んでいるので、「功利主義」「リバタリアニズム」「道徳主義(カント主義?)」という大きな分類はわかります。それでも、結構混乱しました。あの番組をいきなり見て、「そうそう」などと思った方がいれば、相当なものだと思います。


「この夏、バングラデシュで水害があったが、日本でも同じような水害あったとき、どちらを助けるか?」

という質問がありました。とある質問者が

「日本人もバングラディシュ人も、平等に助けるべきだ」と言いました。

サンデル教授は、再度、

「では、被害者がバングラデシュ人と日本人の二人だとして、あなたは、一人しか助けることができないとする。この時に、どちらを助ける? 平等にコインで決める?」

と聞くと、質問者は答えることができませんでした。

このようなプロセスが自分の考えの深層を探る上で、大事なんですね。多分、質問者もはっとしたと思います。

上記のプロセスを大雪なりに解釈すると、

「・・・平等に助けるべきだと」というのは、道徳主義(道徳を世界レベルで考える)
「・・・・コインで決める?」で答えに詰まったのは、道徳主義(日本レベルの道徳)や功利主義(日本人の方が価値が高い)を意識したからだと思います。

となります。間違っているかもしれません。

いずれにせよ、自分の意見をはっきり言えた質問者の方々は、素晴らしいと思いました。てんぱっていたという彼も、なかなか良かったと思います。
posted by 大雪 at 01:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「紹介したくない本」紹介したくない人

今回の本は、みなさまに紹介したくはありません。
大雪にとって、とっておきの本です。

そんな本も知人のMさんから教えていただいたもの。
Mさんの承諾も得ずに紹介してもいいものなのか、ちょっと悩みます。

この本は、大雪の日本のものづくりに対する疑問の答えを提供してくれました。また日本の製造業の未来を示してくれています。未来を知りたい方は、下のリンク先をクリックしてください。

紹介したくない本
posted by 大雪 at 00:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月21日

「拝金主義」堀江貴文



この本は、

藤沢数奇さん
池田信夫さん、

が絶賛ということで、買ってみました。

題名からして、毛嫌いする人は多いと思いますが、男性立場では読みやすい本でした。女性が読むと嫌なところが多いかもしれません。

ホリエモンの本を買って読むと言うことは、ホリエモン支持の人が読むはずですから、共感できるところが多いと思います。

例えば、

P148------------------------------------------
「いい経営者になるなんてことは、必要ない。ただ有名な、誰もが知っている会社の社長になればいいんだ。人はな、いい物を買うんじゃない。自分が知っている物を買いたがる。もっと言えば、買って自慢できるものを欲しがる。いい物が売れるんじゃなく、有名な物が売れるんだ」
-----------------------------------------------

のような文章は、ホントそうだなーと思います。もちろん、大雪はホリエモン支持派です。

では、共感できない点はどこでしょうか?

実は、あとがきのところで、
P266--------------------------------------------
「あの当時、僕の周囲には僕を含めてたくさんの成功者がいた。若くして億単位の資産を作り、もう仕事をしなくても一生、優雅に暮らしていけるだけのお金を持っている人は、それほど珍しくなかった。

その一方で、誰もがうらやむ悠々自適な生活を保障された途端、何かが抜け落ちる人がいた。村上さんに限らず結構、多かったのだ。」
-------------------------------------------------
のところが、納得できなかったのです。村上さんを含め、成功した経営者が、「だれもがうらやむ悠々自適な生活」を望んでいるとは思えないのです。もっと社会的な大義を負っていると思うからです。

ここのところは、ホリエモンが、『自分は大義(宇宙ビジネス)の為に商売をしたが、ヒルズ族の成功者は「だれもがうらやむ悠々自適な生活」を望んだ小心者だ。』と言っているように受け取れます。

これは、ホリエモンが自分のファンを念頭においた、リップサービスでしょう。なんか成功者が小物に見えますからね。

posted by 大雪 at 06:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月17日

円高の原因

今回の円高について、大雪は”重大な関心をもって市場動向を注視しておりました”(笑)

野田財務相が小難しい顔で、円高についての質問に答えているシーンは、お馴染みだとは思います。

小難しい顔をしていますが、実は、難しいことではないのです。
今回の円高進行は、至極簡単な2つのことが原因です。

1.ドルと円の金利差が縮まったこと
2.日本が貿易黒字だということ

なんだ、そんなことかって思うかもしれませんが、そんなことなのです。

1つ目は、日本(円)はほとんどゼロ金利ですから、景気がわるくなっても金利を下げるという方法を使えません。アメリカ(ドル)は、リーマンショックで一気に金利を下げました。3%ぐらいでしょうか。そしたら、円とドルの金利差がなくなって、あえて不安要素のあるドルを買う人が少なくなったのです。消極的に円が買われています。それで円の価値が上がっています。

2つ目は、やっぱり日本は貿易黒字で、いくら不景気だといっても基礎力(ファンダメンタル)はあるわけです。貿易黒字といいと思うかもしれませんが、「世界貿易に一人勝ちはない」ですので、黒字を打ち消すように円は自然と高くなります。

以上の二つの原因から、いくら日本政府が為替の介入をしたところで、水が高いところから低いところに流れるように、抗うことはできないです。

ちなみに、今回、円売りドル買いの市場介入をしましたが、長期的には意味がありません。なぜなら、買ったドルは何かというと、結果的にアメリカ国債です。日本政府はアメリカ国債を増やすという立場を取るということは、利息が入ることから、アメリカに対して、強くなります。

この状態を例えるなら、「渓流の中に立ち、その流れを止めようと、ポンプで上流に水を放水したようなものです。その水は、また自分の所に戻ってきます」

ねっ。簡単でしょうわーい(嬉しい顔)


posted by 大雪 at 00:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月11日

日銀短観 秋田版6月から

ちょっと最近、ますます景気が悪いなーと思い。
少し調べてみました。

でっ使ったのが、日銀の短観(6月)
この指標(DI)は、景気の動向を予想(判断)するのに重宝されるものです。

DI値は、事業所に次のアンケートをして、

景気が良い       30%@
景気は、良くはない   20%A
景気が悪い       50%B

だとすると、@−B= −20[%] となります。

景気が良い       10%@
景気は、良くはない   30%A
景気が悪い       60%B

だと @−B= −50[%]

となります。 

そんでもって、大雪の関わるDI値を見たところ
nitigin-di-service.jpg
げっ マイナス45です。
つまり70%ぐらいの業者は、景気が悪いと言っているわけです。

ちなみに宿泊・飲食のアンケート数は、10事業所ぐらいです。
とすると。どこの事業所であるかは断定できませんが、キャッスルホテルやら、ビューホテルやら、イヤタカ会館やら、大手の話だと思うのです。

であれば、大雪のような零細企業は、90%「景気が悪い」と思っていることだと思います。
今や、持続可能性のある(宿泊・飲食)事業所というのは、10%しか残っていないのです。

また
nitigin-di.jpg
というサービス業全体のDIを見れば、おどろく指標が出ています。

この13年間。半分以上の業種が「景気が悪い」と言っているわけです。
しかも平均DI=-40 ですから、平均7割方の事業所は景気が悪い。

うーん。根本的に何かが間違っているような気がします。
景気が悪いのか、自分が悪いのか。
posted by 大雪 at 03:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月10日

最小不幸社会

菅首相が使っている「最小不幸社会」

日本で、この言葉を出されると、「なにを言っているのかなー」と首を傾げたくなります。

不幸とは、単純に定義できないことだと思うのです。

大雪は、日曜日も祝日も仕事をしていますし、朝の3時であれ働くことがあります。

これを、人によっては「不幸」だと感じる人もいることでしょう。


1先日の竿灯の時は、あの猛暑の中、「ブッ君」なる着ぐるみを着させられ、2時間近く人々の晒し者となりました。ひどい拷問を受けたものです。

2つい最近は、マイケル・なんとかの本という小難しい本を、10時間ぐらいかけ読み、それを6時間ぐらいかけてまとめ、その資料代が2000円。時給計算で100円ぐらい。まったくやってられません。自分の時間を返せと言いたいです。

「拷問は受けるし、時給100円だし、なんて大雪は不幸者なのでしょうか。」







bukkun-kantou5.jpg
(観客に写メを撮られる)

そういう風に思っていないから実行しているわけです。
ただ、人によっては、上記の通りに思うことは可能だということです。

さて、ここでドラッカーの「断絶の時代」から
P111---------------------------------------------
途上国の経済発展には、(略)。だが政府の力だけでは十分でない。国民一人ひとりの意欲が必要である。これこそが経済発展に不可欠の要因である。必要なものは金よりもビジョンである。問題、絶望、惰性ではなく、機会、活力、目的意識である。

『金が経済発展の最大の要因であるならば、アメリカのスラム街も問題にはならなかった。黒人スラムは豊かである。一人当たり所得では欧米を除けば5位には入る。世界の黒人社会では1位である。世帯の5分の3は貧困ラインの上にある。しかも今日、アメリカの貧困ラインとされている年間3500ドルの収入は、世界的には金持ちに属する。

黒人スラムが泥沼にあるのは、沈滞と絶望が原因である。』

経済発展とは、一人ひとりの人間とコミュニティの活力の問題である。活力はそこに住む人たちのイニシアチブと相乗効果によってのみ生まれる。政府はこの活力を育て、あるいは殺すことはできる。しかし生み出すことはできない。
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posted by 大雪 at 04:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月06日

今日の新聞の見出しから

今日(9月6日)のサキガケ新報の見出しに驚きました。

100906_1928~01.jpg

「スズキインド新工場」

です。なぜ驚きなのでしょうか?理由は二つあります。

一つ目、

見出しが昨日の日経新聞(9月5日)と同じということ。一日遅れで、サキガケさんがこのニュースの重大性に気づいたということです。

ちなみにここ一週間のサキガケさんの一面の見出しを見ています。

「地方議員票菅氏65%」
「小沢氏170菅氏160」
「国会での説明を要求
 捜査受け不正ない」
「消費税、普天間で応酬」
「小沢氏出馬断念せず」

全部が政治関連です。経済の話題で一企業の動向がトップ記事になるというのは異例なことなのです。

2つ目。その意味の大きさです。

もちろん、サキガケさんが後追い記事という恥を覚悟で、一面に持ってきたということには意味があると思います。

それは、日経新聞の1面の「混迷ニッポン 民主代表戦 企業をどう生かすのか」に書かれています。

「『一に雇用、二に雇用、三に雇用』と菅直人首相が語った先週。
スズキが静岡で計画していた部品工業団地の建設を断念した。
インドには完成車の新工場をつくるという。(略)円高だけでは
ない。高い法人税、雇用形態への規制、二酸化炭素の25%削減・・・
大企業中小企業にも冷たい風が吹く。当たり前のことだが、企業が
減れば仕事も減る。(略)いくら『雇用』と叫んでも何も生まれない」

つまり、間接的に、菅さんを批判していることだと思います。

秋田県は、農業・交付税や公共投資の割合が大きい県です。相対的に民間企業は少ないです。そのような保護されている県民に対して強い警鐘を与えようと考えたのではないでしょうか。





posted by 大雪 at 19:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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