2010年04月28日

「日本経済は破綻しない」アエラ

「日本経済は破綻しない」と見出しのついた今回のアエラですが、秋田大学の島澤先生も23人のエコノミストの一人として登場しています。

全国紙のアエラですよ。そのエコノミストの一人が島澤先生。
すごいですぴかぴか(新しい)

さて、大雪の考えでは、このままであれば財政破綻すると思います。簡単に、日本経済がいつまで持つか考えることにします。

日本経済といいましたが、正確には、日本政府の財政です。
92兆円の国家予算で、44兆円の国債発行。

09年末で、個人金融資産あ1456兆円。
個人の借金を差し引いて1150兆円。
09年末で、国債の発行残高705兆円

とすれば、残りは450兆円。

単純に言えば、現在の国債発行でも10年は持つことになります。

もちろん、国内に資金がなくなったら、今度は、国外に国債を売るという手も考えれます。そうすると。もう5年ぐらいはいけそうな感じもします。

きわめて楽観的にいうと、15年間は破綻しないとも言えます。ただし、16年目に破綻することになります。

では、破綻しない為にはどうしたらいいでしょうか?

それには

プライマリーバランスを達成した上で、国債を減らしていく。

という恐ろしい難題であることがあります。大雪も事業家の末席にいるのでわかりますが、負債を減らしていくのは大変なことです。負債をゼロにする必要はないにしても、身の丈にあったものにリサイズするだけでも大変なことです。

それが、国家財政において、企業で言えば、収益が赤字のところを黒字に変えて、それから借金を返さなくてはいけません。

赤字→黒字ですよ!

小泉政権の時に、プライマリーバランスに向けて、一瞬近づいたことがありますが、後は、みなさまのご存じの通りです。しかも人口が減っています。まして構造改革も遅れていて生産性も上がっていない。

もうどうしようもないんじゃないかと諦めたくなります。

アエラでは「日本経済は破綻しない」となっていますが、そう評価したエコノミストの大部分は、増税などの仮定を入れていますよ。次の一文を見れば一目瞭然です。実質は、「日本経済は破綻する」ですね。

記事から抜粋します---------------------------------
P18-19 アエラ5/3-10
Q5 「日本破綻」が議論されていることについて見解を。

・城 個人金融資産の大半は高齢世帯のもので、定年後の生活費として取り崩されて存在しなくなるため、破綻する。

・小幡 当然、いつかは破綻するが、それがいつなのか、ということは問題ではなく、破綻したときにどうするか、という議論をすべき。

・水野 破綻論議が出てくると、金融政策で物価を引き上げるといったリフレ政策への誘惑がでてくるが、まずはリフレ政策では財政再建はできないことを認識することが財政再建への第一歩。

・土屋 世代間格差を拡大させないようにするには、これ以上政府債務を増やしてはならない。

・加藤 優秀な人材を海外から呼び込む戦略を10年単位で実現できれば日本は破綻しない。

・若田部 財政だけをみていてはいけない。日本経済の立て直しにはデフレからの脱却がまず必要。その後、規制緩和、競争促進などを進めるべき。

・牧野 金利が上がってくれれば、何らかの対策は打たれる。現状を不変として議論しても意味はない。

・熊野 破綻という危機は事前に予測できない。しかし、持続性条件が崩れようとしているのは確か。

・飯田 破綻の定義が明確ではないため議論が進まない。

・小峰 従来よりは現実味を持って語られるようになってきた。

・島澤 財政が破綻しないという議論があることに驚き

・小林 15年以上の長期では確実に破綻に近い状態になるが、当面の数年は何もおきない。

・勝間 変動相場制の国で自国通貨建ての国債が返済不能に陥ることは原理的にあり得ない。

・ぐっちーさん ナンセンス。日本は世界最大級の貯蓄超過国であり、国債はほとんど国内で極めて低金利で安定的に消化されている。

・荻原 日本は破綻せずに増税に向かう可能性が高く、庶民にとってはつらい

・高橋 きちんとした破綻の定義もなく、ほとんど情緒論でしかない。

・藤巻 すでに破綻を前提に、「いつ破綻するか?」に議論は移っている。

・藤川 国債残高について騒ぎすぎ。もちろん国債残高も重要だが、将来の社会保障負担の話の方がもっと重大だ。

・永野 ギリギリの一歩手前で国民が理屈に基づく議論をし始め、結果として、増税に賛成する。

・森永 財務省が消費税引き上げの口実をつくっているだけ。

・上野 「悪い金利上昇」がじわじわと起こり、かつその持続性を増していくというのが、より現実味のあるシナリオだ。

・斎藤 議論が悲観的すぎる。経済が正常化すれば税収は大幅に増えて財政赤字も縮小する。
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posted by 大雪 at 06:31| Comment(2) | TrackBack(0) | 読書感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月27日

「おらほがもし100人の村だとへば」島澤諭

この本、初めて読んだときに内容が薄いなーと思ったことがありました。でも最近読み返してみて、もしかしたら、著者が一番伝えたかったところは、次の一文だったのではないか。と思うようになりました。

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秋田県がもし100人の村だったら、
30年後には
人口が70人になり、
お年寄りが41人、
その内の75歳以上が
27人になります。
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30年後といったら、大雪は、65歳です。まだ年金がなく働いているかもしれません。

その時、年老いた大雪を支える人は誰でしょう?

人口70人で、「大人とこども」が29人。
こどもが概算で、10人。
働いていない大人(主婦など)の概算が7人。
とすると、

働いている大人は、12人。

12人で、70人分の生活を支えることになります。

なんとかせねばexclamationexclamationexclamation
posted by 大雪 at 23:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「孫は祖父より1億円損をする」島澤諭

読んだらハマるだろうなという本を読んでしまいました。

秋田大学教育文化学部政策科学講座準教授の島澤諭先生の本です。


一言でいうなら、「世代間格差」について扱った本です。

大雪のブログの中でも世代間格差のことは何回かコメントしています。このブログを始めたきっかけも世代間格差の問題意識から出たものでした。

簡単にいうと、
「選挙で高齢者には絶対に勝てない、だから高齢者優遇の政策になる」
ということへの問題意識です。

そのため、このブログでは事あるごとに「多数の意見が正しいでいいのか?」という問題を投げかけています。

さて、この本を読んだ大雪の感想ですが、一日暗澹たる気持ちで過ごしてしまいました。この本を学生のうちに読まない方がいいように思えます。「何をやっても無駄」という気持ちになりかねないからです。

私たちの生活は、制度の中に組み込まれています。この制度というのは事務的で無情なものです。ある日、消費税が20%に決まったら、それに従わなくてはいけません。20%の消費税が嫌だと払わないと、牢屋に入ることになります。

至極当然のことです。

この制度、究極をいうと、年金暮らしの高齢者(有権者の過半数を超える)が、若者に「死ね」という決断をしたら、若者は死ななければいけません。

なぜなら、「民主主義」だからです。

もちろん、「死ね」という直接的なことはないにしても、派遣労働者の増加、婚姻率の低下、出生率の低下、などで間接的に若者は参ってきていることがわかります。

どうしたらいいのでしょう?

大雪は、お金から離れる生活をしたらいいのではと思っています。
年収20万円ぐらいでも豊かに生活をできる方法をさがすのです。
これは働かないということではなく、色々働くけど、お金のやりとりをしなければいいのです。

物々交換をしたり、サービスの交換をしたり、高度な自給自足の生活と言えるかもしれません。

えっ! 制度を支えていないって?
もうボイコットしかないでしょうパンチ

島澤先生すみませんあせあせ(飛び散る汗)



posted by 大雪 at 23:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月21日

第5回読書会の報告

20日(火)、読書会があり、無事終了しました。

前半の読書の紹介のところでは、
・ドラッカー 時代を超える言葉
・コミュニケーションはキャッチボール
・こんな夜更けにバナナかよ
・田母神塾
の4冊の紹介をいただきました。特に「こんな夜更けにバナナかよ」はてっきり吉本バナナ関係かなと思っていたのですが、福祉関係で読んでみたいと思いました。

続いて、例の経済関係の本を読書セミナー。

伝えたいことがたくさんあって、1時間にだいぶ詰め込みすぎた感じがでちゃいました。よって、わかりにくかったかなーと反省です。考えてみたら、読書ではなく「経済学の教科書」です。密度が濃いんですね。

今回の内容については、読書時間は、10時間以上。セミナー準備に5時間と、だいぶ頑張ったつもりなのですが、結果、わかりにくいものとなりました。まとめることにも限界があると感じました。テーマを絞り込むことも大事ですね。

4名の方が参加してくれて、新しい方も2名お目見えしてくれました。
参加していただいて感謝です。
posted by 大雪 at 01:26| Comment(0) | TrackBack(0) | セミナー記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月10日

アキタ朝大学の報告

4月9日、朝の6時45分から「アキタ朝大学」に行ってきました。

KC3A0552.jpg

秋田経済新聞にイベントの詳細が載っています。
http://akita.keizai.biz/headline/905/

いやー面白い方々がいるものですね。
ワクワクしてお話を聞きました。

この場での最大の収穫は、ツイッターの意味を理解したということです。大雪は、基本的にバタバタしているので、ケータイをいじっている時間はトイレの時間ぐらいです。だからツイッターはやれないだろうと思っていました。
その点、ブログは、まとまった時間があるときに取りかかることができるので、大雪のライフスタイルに合っています。

イメージ的には、

ツイッター: →・→・→→・→・→→→・→・
ブログ  : →→→→→○→→→→→○→

だったのです。(→は時間経過で、・はちょっとした時間、○はまとまった時間)。

しかし、ツイッターには、3つのメリットがあることに気づきました。

1.ストーリー性付与
2.簡単な魅力(地域・商品・サービスなどの)の発信
3.感情の可視化による共感できることの楽しさ

ブログで、簡単にその日の出来事を発信できるようになったように、ツイッターでは、簡単にその時の感情を表現できるようになったのです。その具体的な差異は、次のようにまとめられます。

ホームページ:更新頻度、月1回。
ブログ:更新頻度、一日1回。
ツイッター:更新頻度、数時間に1回。

最近のiPadがニュースになっていますが、iPadの凄さは、ゆくゆくですが、「自分の人生の中で読んだ、すべての本を持ち歩くことができる」ということです。これは革命的ですよね。

ツイッターは、「ネットが即時性というものを持った」、それだけなのですが、iPadと同じようなインパクトあると思えました。

ツイッターをやっている方は、「ooyuki24」でフォローよろしくです手(パー)











posted by 大雪 at 03:01| Comment(0) | TrackBack(0) | セミナー記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月09日

第5回読書会の場所

告知は遅くなりましたが、次回読書会の場所が決まりました。

「遊学舎 研修室1」です。

今のところ、3名の方から参加表明をいただいております。
これから、もうちょっと増えそうですねぴかぴか(新しい)

今回はツィッターなるものも活用してみようと思いますダッシュ(走り出すさま)

posted by 大雪 at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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